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セカイのミカタ
作者:鈴木小波

雑誌:ヤングキングアワーズ

 レビュー全文  

1点  :鋼鉄くらげさん 

水上悟志先生の推薦文につられて読んでみましたが、想像以上に面白くありませんでした。

最初の数ページこそ、いかにも少年漫画っぽい、勢いと迫力のあるストーリーが展開されていきましたが、1巻の途中くらいで話の内容と展開についていけず、読むのをやめてしまいました。

そして案の定、2巻では打ち切り完結となっていました。

何が面白くなかったのかを考えてみるために改めて最初から読んでみました。乖離。そう、乖離ですね。読んでいてふと、自分の感性が物語の流れや展開から分離し、離れていくような感覚に陥ります。この瞬間、その物語に対する共感性や好感感情は作品そのものから分離し、遊離していくわけですが、いずれにしてもその瞬間。自分は物語に対する興味や関心を失くしているんだと思います。

つまり、「何をやってんだか、よく分かんないんだけど」っていう事です。こういう、アーティストタイプの漫画家は、ちょくちょく自分の感性や趣味に突っ走って読者を置き去りにするので困りものです。

[ 2011-12-10 22:36:08]
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