タチコマなヒビ
作者:山本マサユキ
雑誌:月刊ヤングマガジン
レビュー全文
4点
:フクポルさん
<所持歴:全巻、収集中>
最初は、DVDオマケ映像の「タチコマな日々」の
コミカライズかと思ってた。
「日々」の方は、シリアスな攻殻ワールドの清涼剤ともいえる
タチコマ達が、そのコミカルなキャラクター性を思う存分発揮し、
昔話のパロディなどを繰り広げ、正にオマケだった。
(その割にはクォリティは高く、タチコマファンにとっては
大満足なタチコマ劇場だった)
で、この「ヒビ」の方は、思考戦車にかけている(と思う)のか
タチコマ達が、各回ごとのテーマに対し、「思考」するという
タダのうんちくマンガでしかない。
別にこれが悪いわけではないけど、ちょっと微妙・・・。
あと、「日々」が完全にタチコマオンリーだったのに対し、
「ヒビ」は、攻殻メインキャラも登場。
しかし、コンセプト自体がコメディ寄りな為、
少佐や課長など、物凄く違和感あるキャラになってる。
(バトー、トグサは辛うじて見れるかも)
作者の絵のタッチも、タチコマは違和感が全くないけど
少佐とかは・・・これが違和感を助長させてる。
攻殻ファン以外にはあまり勧められないし、
ファンなら尚更勧められない面もあるので
評価としては物凄くビミョー。
[ 2010-12-31 17:10:20]
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