ドカベン
作者:水島新司
雑誌:週刊少年チャンピオン
レビュー全文
9点
:ITSUKIさん
最近のドカベンは絵が劣化しすぎだ。。
岩鬼の悪球打ちや殿馬の秘打。
そして不知火、雲竜、犬飼、土門など多くの宿敵たちが名訓を、山田太郎を倒そうと実に様々な事をしてきます。
イロモノな奴が多いんですが、そんな中山田は至ってシンプルなフォームでそれを打ち破る。それが面白いところだと思います。
野球漫画としての描写のリアリティは冷静に考えれば皆無なのですが、捕手のリードだったりルールブックの盲点といった部分は細かくかかれています。
「野球は2アウトから」という言葉に代表されるような野球の持つ醍醐味や面白さを学んだのはこの作品からでした。
このフィクションとノンフィクションの絶妙なバランスが当時小学生だった自分を虜にしました。
個人的ベストバウトは明訓VS土佐丸(2年春)。
犬神の登場でかなりはらはらして読んだ覚えがあります。
最後の決着のつき方も今までになかった感じで最高でした。
まだ他にも実にいろんなキャラや名場面があって最後までお勧めの漫画です。
でも終盤は展開早いです。一気に3年春は終わります。
そのぶん3年夏の大会を描いた続編「大甲子園」は一大会で全26巻という長さです。
[ 2005-10-19 13:42:54]
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