ドカベン
作者:水島新司
雑誌:週刊少年チャンピオン
レビュー全文
8点
:マンモスマンさん
序盤の柔道編や空手家との対決などは読むのがしんどいが、野球が始まれば(7巻から中学野球編)夢中で読み続けてしまう。野球漫画にするつもりなのにわざと最初は柔道漫画で始めたらしいですが。
剛速球ピッチャーの不知火や土門、片手でホームランを打つ怪力の雲竜など強豪ひしめく神奈川県予選を勝ち進み甲子園へ。しかし全国にはさらなる強豪たちが待ち構えている。切れ味抜群のフォークの使い手・緒方、鳴門の牙・犬飼小次郎と弟の武蔵、全てが謎に包まれた弁慶高校などなど。
個人的ベストバウトは2年目春の甲子園決勝のvs土佐丸高校戦。たぶんほとんどの人がベストバウトに挙げるでしょう。岩鬼・里中・殿馬らの過去が明らかになる熱い試合。(ちなみに2位は2年目秋の大会・神奈川県予選準決勝のvs白新高校戦)
他の野球漫画と違うところは、強いライバルだけでなくアイデア勝負のユニークな高校も多々あるところ。とてつもなく弱いのに相手高校の暴力事件や集団食中毒などの不戦勝だけで勝ち上がってきた南海高校や、わざとダラダラと試合時間を延ばして夕暮れで暗くなってきた途端に猛攻を仕掛けるBT学園など。
続編の『大甲子園』のために3年目夏の甲子園の前に終わるのもなんか良い。
ちなみに一番好きなキャラクターは殿馬
[ 2011-11-16 21:02:29]
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