銀牙伝説WEED オリオン
作者:高橋よしひろ
雑誌:週刊漫画ゴラク
レビュー全文
7点
:鈴森一さん
面白いです。
面白さの方向性は「銀牙」とは違います。
「銀牙」は銀、ベン、リキ、赤カブトら、カリスマ性のあるキャラクターが活躍する感じでしたが、今作の登場人物たちにそこまでのカリスマ性はないです。
敵も味方も、圧倒的に強いキャラはおらず、また、圧倒的なカリスマもありません。
そんなたくさんのキャラたちが繰り広げる戦国群像劇、という感じのお話です。
私はこれを読んで、「銀牙伝説WEED」のロシア編で、作者がやりたかったのはこういうことだったのか、と感じました。
ロシア編をもっとずっとおもしろくした感じです。
生き別れたウィードの子どもたちが、それぞれの地で生き抜いていく中で、全体のストーリーも動いていきます。
戦国物や三国志などに通じる面白さです。
変な引き延ばしもなく、綺麗に完結しているのも高ポイントですね。
[ 2015-12-19 20:58:36]
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