20世紀少年
作者:浦沢直樹
雑誌:ビッグコミックスピリッツ
レビュー全文
6点
:noriさん
誰もが経験する少年時代と60年代70年代の雰囲気を
上手く表現できていて懐かしい気持ちになれる過去編。
平凡なコンビニ店長であったケンジがカルト集団「友達」を巡る
事件に巻き込まれていくと同時に少年時代を思い出していきやがて
人類の運命を背負うまでになる現代編。
そして「友達」の勢力が圧倒的になり結末の予想できない未来編。
3つの時代をどれも違ったタッチでありながら魅力的に書かれている。
そのさらにその3つの時代を織り交ぜながら壮大に書いていることと
友達の正体の謎を物語の中心においていることで飽きさせない。
またこの漫画は推理漫画としてよくできていて
よ〜く考えれば友達の正体が誰なのかわりと初期の段階で予想できるようになっている
(確定はできないけどね)
が最近は話を延ばしすぎであることは否定できないだろう。
早めにすっぱり終わらせていれば8点クラスの作品であろうだけあってもったいない。
特に友達の正体が明らかになって以降は明らかにだれてきている。
よっぽどのどんでんがえしがなければ挽回は難しいだろう。
[ 2005-03-28 11:12:05]
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