頭文字D
作者:しげの秀一
雑誌:週刊ヤングマガジン
レビュー全文
8点
:DEIMOSさん
誰が何と言おうと面白い!公道バトルを題材にした超有名作品。
天然ボケの天才・藤原拓海が公道バトルに目覚めていき、超絶テクと勝利を呼び込む強運によりハチロクという時代遅れのマシンで次々と強敵を倒していく、という王道中の王道のストーリー。
そして、高橋兄弟など、個性的なキャラクター。記憶に残るキレたセリフ。
よくネタ切れしないなぁ、と思えるほどの公道ならではの奇想天外なバトルの決着方法。
これらは一見、馬鹿げている。低俗なものに見える。
だからこそ本作品の評価を下げしめる人は多いだろう。
しかし、車を知らない人でも楽しめ、そして車を好きになってしまうほどの影響力を持った本作を正当に評価すれば、こういった「馬鹿さ」を真正面から描いたことは評価できる。
若さゆえ尖りたくなる心意気、それは万人の実体験として存在するシンパシーに相違ない。
42巻現在において、プロレーサーを倒すなど、強さがインフレし続けているので、今後どう終着させていくのかは不安ながらも興味深い。プロ転向というのはありきたりだが、それはそれでアリだ。
[ 2011-04-24 20:37:55]
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