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ONE PIECE
作者:尾田栄一郎

雑誌:週刊少年ジャンプ

 レビュー全文  

5点  :メカガメラさん 

あらかじめ断っておくが、今のジャンプの連載陣の中では頭一つ抜けるレベルだとは思っている。
だが、それが面白さに直結するとは限らない。

この作者の発想力は相当なものだと思うし、ここぞという時の盛り上がり方には目を見張るものがあるが、その長所をつぶす要素があまりにも多すぎる。

具体的には台詞の多さや無駄に濃すぎる脇役、あまりにも書き込まれすぎて見辛くなった背景や常に維持されている作品全体のハイテンションなどだろうか。

そしてこれらは全て尾田栄一郎の情熱の強さに起因している。
情熱ややる気があるというのは結構なことだが、それは過ぎればたちまち「自己満足」に裏返る。
尾田栄一郎のレベルの高さが、その「自己満足」を具現化するのに一役買っているのも厄介なところだろう。

そして戦争編を終えて確信したことだが、尾田栄一郎は大きなエピソードを終えるたびにより「自己満足」の側面を強くしていっているように見える。
今のジャンプの話にはもう俺にはついていけない。
尾田栄一郎は止まらない。
[ 2011-02-09 12:00:02]
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