SIDOOH 士道
作者:高橋ツトム
雑誌:週刊ヤングジャンプ
レビュー全文
9点
:吉田寅次郎さん
日本に生まれ、「武士道」という言葉を耳した事が無い人はいないであろう。
武士道とは何ぞや。良いものなのか、悪いものなのか。古い考えと一蹴しても良いものか、それとも現代にも活きるものか。
江戸時代末期、舶来の近代武器を前に武士の心である「刀」はその力を失った。もやは武士道は通用しないのか。忠義とは何なのか。
銃の前に刀は無力であり、忠義を尽くすべきお上は下の者のことなど考えない。幕末という時代に、武士道などというものは古臭い、馬鹿げた考えの様にに映ったかもしれない。
そんな中でも、見苦しいまでに武士道を貫き通す。だが、その見苦しさは、見ようによっては比べる物のないほどの美しい姿であった。
この物語はそんな「武士道」を心に宿した者達のお話。
[ 2015-07-21 18:18:39]
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