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DEATH NOTE
作者:小畑健

雑誌:週刊少年ジャンプ

 レビュー全文  

6点  :右から左へ。さん 


少年誌に掲載されたことが悔やまれる漫画。

購読者層にあのセリフのかたまりを頭の中で整理して、楽しませるのは容易ではないだろう。私も四苦八苦しながら頑張って読んだが、ポカンとさせられた場面も結構あった。(特に中盤以降。)表現面でも、派手な描写ができないのは作者としてつらくなかっただろうか。

しかしながら、月とLとの頭脳戦は、途中強引ではないかと思われる場面も多かったが、スリリングで、読んでいて引き込まれた。完璧主義の月とL、善と悪で相見えることとなった二人の性格はうまく表現できていた。最後まで月、Lともに感情移入することはできなかったが、彼らの考えていることは何となくわかったからだ。

思うに、2部は連載当初に想定されていなかったのではないだろうか。他のレビュアーの述べるとおり、話が冗長となっている。

惜しい漫画である。

発想は見事。画力も見事。だが演出がいま一つだった。構想をもっと練ってから連載が開始されていれば、さらに高評価を獲得できただろう。全体としてエンターテイメントとして楽しめる漫画、良質な漫画として、6点の評価とした。

[ 2008-10-14 13:12:04]
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