DEATH NOTE
作者:小畑健
雑誌:週刊少年ジャンプ
レビュー全文
7点
:ジブリ好き!さん
(2010年6月修正)
1部は良質なサスペンスとして楽しめますが、2部は過度な期待をしすぎ無い方が良いです。世界観やダイナミックさは広がるのですが、逆に不毛で繰り返しな思考も増えテンポの悪い部分もあります。
ただ、2部の見方としては「月の落とし前をどうつけるか」に期待すると良いと思います。
少年漫画としては手塚治虫のMW以来のダークな主人公が非常に魅力的なわけですが、さすがに今の少年誌でMWのような結末を迎えるとは思えない。じゃあ作者達は月にどんな結末を迎えさせ、月をどこまで善として悪として描くのか?作者達のキラに対する考え方は?
2部はミステリーよりもサスペンスよりも、その思想や主張を楽しめると思います。
読みきり時代からデスノートというその奇抜な発想に注目していましたが、まさかこれほどの倒叙形式の推理戦に発展させるとは思えませんでした。
実写映画版も西尾維新の小説も面白く、社会現象を引き起こすなんて言われるだけの作品だと思います。決して設定負けした漫画ではありませんので、未読の方はぜひ!
[ 2009-12-11 01:12:46]
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