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世紀末リーダー伝たけし!
作者:島袋光年

雑誌:スーパージャンプ

 レビュー全文  

3点  :ツイドラキさん 

ギャグの話と長期バトルの話が綺麗さっぱり分かれる。両極端な漫画。

まず長期バトルの話にギャグは全くといっていいほどない。

とはいえ、最初の数話は様子見なのか、最初はギャグで、途中からいじめっ子等が登場して、バトルで締めるという形をとっている。でも時代劇のような勧善懲悪な話で、後の長期バトルものの話となるボンチュー編、トニー編、ガッツ島編、バーバリアン編等は勧善懲悪というよりは、それぞれトラウマ等を抱えて悪になったというような、シリアスな話となっている。

コミックスを読んでると、作者が北斗の拳やドラゴンボール等をリスペクトしてるようで、バトルものが描きたかった旨が窺え知れる。ならバトルものでそのまま推し進めた方がよかったのでは?と思えてしまう。最初ギャグでおまけ程度のバトルものを、途中から主体にしているので、これもジャンプのアンケート主義の犠牲者なのだろうか?

バトルものはギャグをベースに他校との対抗戦とか運動会でやればよかったんじゃないかな?サッカー大会は面白かったのに。

ギャグの方も話が進むにつれて面白くなくなってしまう。それに伴って、最初は小出しだった作者がウザいくらい出てくる。挙句の果てには話の主役をはってしまっている。これは作者も反省したのか、不祥事を起こしたせいか、今連載中のトリコに作者は出てこない。

得点は、最初のギャグだけなら6点ですが、シリアス過ぎるバトルもので3点引いて3点とさせていただきます。


[ 2011-04-14 23:57:08]
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