銃夢-GUNMM- Last Order
作者:木城ゆきと
雑誌:イブニング
レビュー全文
7点
:十歩神拳さん
前作と比べると、作者の偏った考え方を思わせる場面もマイルドになり好印象。
ゼクスをはじめとする新キャラによる影響かと思いますが、作風も前作のハードなSFと比べ、少年誌に載るバトル漫画を青年誌向きに発展させた感じになったので比較的気楽に読めます。
しかしバトル中心の展開になったため戦闘が間延びし、さらに月刊ペースというせいもあってか、前作のキレのある展開と比較すると若干だれている印象が。
週刊ペースでこのクオリティならすばらしいんですが。
あと、ガリィの心が折れる→復活、という展開が繰り返されているのが少し鬱陶しく感じ、作者はなぜこんな心の弱い主人公にしたのかと思っていましたが、刀耳の「不屈とは心が折れないという意味ではなく、心が折れてもなお立ち上がる者のことを言う」という台詞で納得しました。
ガリィを見ていると非常に説得力を感じます。
[ 2009-12-05 15:24:50]
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