LIAR GAME
作者:甲斐谷忍
雑誌:週刊ヤングジャンプ
レビュー全文
7点
:ジブリ好き!さん
この作品の優れたところは、奇抜なゲームシステムだと思う。ゲームシステムの全貌を先に明かしてくれるので、がんばれば自分で今後の展開を予想できるかもしれないくらいだ。推理物として個人的にはちょうど良いし、毎回特殊なゲーム性を楽しませてもらっている。
しかしそれだけだと、カイジの劣化版ともとれるかもしれない。カイジとの違いはやはりキャラと結末。
キャラは秋山、フクナガ、神埼など、それぞれ役割分担されてる気がする。
そして脇役たちは、良くも悪くもカイジのそれと同じ。
でも結末的には、神崎が彼らを救おうとするから、カイジほど現実的というか残酷な感じはない。
実際にはライアーゲームというタイトル通り、推理戦というより心理戦なので、推理物として高レベルなものを期待するより、心理学分析に基づいた心理変化を楽しむ作品だ。そういった点を踏まえて、個人的には評価できる、好きな作品です。
[ 2010-03-09 17:26:08]
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