BAMBOO BLADE
作者:五十嵐あぐり
雑誌:ヤングガンガン
レビュー全文
8点
:パンダマンさん
「土塚理弘さんって漫画家じゃなかったっけ?なんで原作?」って思ったけど、土塚さんの書いたタマチャンをみて妙に納得した。怖いよ、それっ!
正直読む前は。女の子いっぱい出せば読者喜ぶでしょっていうポジションの漫画かと思ったんだけど、しっかりした剣道漫画でした。
キャラクターありきのキャラ先行型漫画だけど話もしっかりしてます、これは。
土塚さんは絵はヘタだけど、こんだけしっかりした漫画かける人は少ないと思った。まさに漫画職人。
というのも、最近の漫画(ゲームや映画も含めて)はキャラクターのパターン化がどんどん進行していて、だれでも漫画が書きやすくなっていて、見ている側も話に入っていきやすい。
反面、ありきたりのキャラクターで作られたものはマンネリ化しやすい。どの漫画も似たような話になり個性が出にくく、結果「つまらない」となる
バンブーでは、オリジナナリティーが出ているだけじゃなく、ちゃんと個性としてしっかり身についており、どれも生き生きしている。「借り物」じゃないキャラクターは、どう動くのかわからなく、予想が余りつかない。結果キャラクターに興味がいき、それがまた話の面白さに繋がるっていう良作漫画コンボを見事に決めてくる。う?ん、職人芸だ、これは
逆にキャラクター先行漫画なので、このキャラクターは嫌いとか気にくわないって人にはすっごいつまらない作品になるというデメリットもはらんでいます
というか、キーマンのタマチャンの個性が立ちすぎて、主人公のコジロー先生が今現在脇役的なポジションに落ち着きそう。ってかもう主人公変わっちゃってる?
なんかDrスランプを思い出しちゃったよ。
さすがキャラクター先行漫画。全然先が読めない
がんばれコジロー。負けるなコジローw
なんで剣道強くてアニメオタクなのに、タマチャンかわいくみえるんだろね。すごいね、本当。巧みの仕事だね。もう
[ 2008-01-24 02:45:13]
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