PLUTO
作者:浦沢直樹
雑誌:ビッグコミックオリジナル
レビュー全文
8点
:creさん
浦沢直樹風、手塚治虫。
原作を読むと違いがよくわかるのだが、序盤から伏線や謎のオンパレード。(原作は1巻だけだから違うのは当然だが)相変わらず続けて読みたくなってくる作風だ。浦沢先生は序盤の物語の作り方が本当に上手いと思う。あんな風に描かれてしまうと、途中で止まれなくなる。
まだ物語は続きそうなので、20世紀少年のようにダラダラと続くのだけは避けてほしい。原作ものなのでその辺は大丈夫だと信じたいが。
また、ロボットと人間の境界に関する描写がすごく興味深い。原作だとロボットはロボット、人間は人間でハッキリと描き分けてあるが、この作品だとより人間に近いロボットが数体出てくる。それに伴うロボット側の苦悩や、生まれようとしている感情の表現は、考えさせるものがある。
ありがちではあるものの、ノース2号の話は胸にくるものがある。
何はともあれ今後に期待したい。
連載中なので今後点数は変動させます。
[ 2007-07-27 01:08:17]
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