絶対可憐チルドレン
作者:椎名高志
雑誌:週刊少年サンデー
レビュー全文
8点
:paperinaさん
椎名高志氏が「一番湯のカナタ」で打ち切りをくらってから
3年かけて通した企画がこの「絶対可憐チルドレン」。
これだけでも椎名氏がこの「チルドレン」にどれだけ愛着を持ち
また、賭けているかがわかるというものです。
この作品は「力に恵まれた者の未来」ということを
丁寧に描いています。
大きな力を持った存在は周りから疎まれることがある。
そう遠くない未来、大きな力を持った少女達は
世界を破滅させる悪魔にだってなれる・・・。
しかし、お目付役である皆本は少女達と対等に接し、
ときにはちゃんと叱って諭します。
少女達に健全な心を持ってもらうために。
少女達はこの世界、人類にとって天使になるのか、
悪魔になるのか。
しかし、この作品。
「子供に読ませたいマンガ」ではあるけれど、
「子供向けマンガ」ではないよなぁ。
週刊少年サンデーの今の方向性に真っ向から立ち向かっていくさまは
まさに椎名氏ですね(苦笑)
[ 2005-10-19 08:23:18]
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