スピリットサークル-魂環-
作者:水上悟志
雑誌:ヤングキングアワーズ
レビュー全文
7点
:ルリヲさん
著作に「惑星のさみだれ」がある水上先生の最新作。
物語は、主人公とヒロイン、友達たちの日常パートと、主人公が過去生を体験するパートが交互に来るような形で構成されている。
過去生は主人公の魂がこれまでに体験した人生を、ある地点から死まで追憶する形になっており、それぞれが中々濃厚。
ヒロイン曰く「7回過去生を体験してもらう」とのことで、物語の核心に触れるのはまだ先になりそう。
各過去生の話もよくできており、内容の割にまあまあコンパクトにまとめられていて読みやすい(ひとつの過去生に使う話数が大体5話ほど)。
泣ける話のつくりは流石。それぞれをオムニバスの1話としてみてもクオリティは高い。
体験した過去生が現代の主人公に影響を与えたり、現代とのつながりがあったり、他の過去生で影響が出ていたりするのも面白い。
まだ既刊3巻で先は長そうだけれど、名作になりそうな雰囲気がある。というかすでに相当面白い。
[ 2014-04-17 20:55:37]
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