ホーム > 不明 > トーチweb > 文学作品をだいたい10ページくらいのマンガで読む。(シリーズ)

5点(レビュー数:4人)

作者ドリヤス工場

巻数3巻 (連載中)

連載誌トーチweb:2014年~ / リイド社

更新時刻 2015-10-03 11:16:03

あらすじ 有名すぎて今さら読んでいないとは言えないあの名作、 有名すぎて読んだのかまだだったか自分でもわからなくなってしまった傑作。今更「読んでない」とは言えないあなたも大丈夫。 今からでも余裕で間に合う、史上もっとも肩の凝らない文学入門!

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文学作品をだいたい10ページくらいのマンガで読む。(シリーズ)のレビュー

点数別:
1件~ 4件を表示/全4 件

2点 Leonさん

やっぱり分量って大事だなぁと思う。
有名文学を数ページで読むというコンセプトは面白いけど、
内容が詰め込み過ぎで頭に入って来ないんだよなぁ。水木タッチの
絵柄は作品にマッチしているし、合う人や沢山文学作品を知ってる
人には楽しめると思うけど、自分は楽しめないのでこの点数。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2021-01-15 08:37:35] [修正:2022-03-30 01:00:17] [このレビューのURL]

6点 Scroogeさん

著作権の切れた名作文学を、ドリヤス工房が10Pで漫画にまとめるシリーズ。
おおむね50年以上は前の作品のため、非現代的なドリヤス工房の作風(つまり水木しげる)にとてもよく合う。

これを読んで原作に興味が出たら、青空文庫で読めるので大変に良い企画。
当たり前だが、毎話が違う作品のため、好みに合う合わないがある。
すばらしいと思ったのが坂口安吾の「桜の森の満開の下」
たしかに水木しげるの飄々とした絵ヅラでありながら、
坂口安吾の美しく哀しい狂気をしっかりと表現している。
さすがドリヤス工房。よくぞここまで作りこむものと感心する。

2015年11月現在はこの漫画の単行本が刊行されており、
漫画作家へ利益を還元するために、過去作品の大部分が
トーチwebで読むことができなくなった。いたし方なし。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-11-01 02:39:22] [修正:2015-11-01 02:39:22] [このレビューのURL]

6点 gundam22vさん

水木絵に酷似した絵柄で有名文学作品を10ページ前後で扱う作品。コンセプトが面白くそれを及第点で実現出来ていると思います。中には無理がある作品もありますが、要約も全体的に上手くまとめていますし(未読の人がしったかぶれる程度)、作品末での作者の横顔的な似顔絵と解説も勉強になりました。本作を読んだ後で作品の論評や詳しい概要をネットで調べて、その作品の凄さや深みを知ることも多く、そういう契機(動機)になるだけのクオリティがあったかなと。まだまだ有名文学はあるので続編に期待します。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-10-04 07:04:38] [修正:2015-10-04 07:04:38] [このレビューのURL]

6点 s-fateさん

 絵が水木しげる風であり、まとめサイト隆盛のご時世に沿った手法を持ち込んだあたり、企画の勝利ですね。これが普通の絵であれば、なにやら子供向け学習マンガっぽくなるだろうし、時期がズレれば「文豪の作品をまとめるなんて身も蓋もない」となるでしょう。
 個人的には読んだことのない作品に「マジでこんな話?」という話もあり意外性もあって面白かったです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2015-10-03 18:49:48] [修正:2015-10-03 18:49:48] [このレビューのURL]


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