ホーム > 不明 > くらげバンチ > 母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。

7点(レビュー数:2人)

作者宮川さとし

巻数1巻 (完結)

連載誌くらげバンチ:2013年~ / 新潮社

更新時刻 2015-12-31 18:49:25

あらすじ 「自分の母親だけは絶対に死なないと思い込んでいた」 母の死後も淡々と続いていく日常の中で作者が発見したこと。そして、現実と真摯に向き合っていく過程で見えてきた"母の死"の意味とは―――。 どこか勝手の違う"母親のいない世界の違和感"を新鋭が紡ぎだす自伝的エッセイ漫画。

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母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。のレビュー

点数別:
1件~ 2件を表示/全2 件

6点 s-fateさん

[ネタバレあり]

 タイトルでギョッとしますが、ホラー的な内容はありません。母が亡くなる前から始まり、亡くなってからどう考えたか。周囲はどんなだったか。時間が経つにつれどう心境が変わっていったか。そして母が残してくれたものは。必ず訪れることではあるが日常目を背けていることが起きた時のことが淡々と描かれています。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-01-06 22:41:01] [修正:2016-01-06 22:41:01] [このレビューのURL]

8点 二軍Tシャツさん

私は本来、例えば「いつもありがとう」系の邦楽などには全く興味が無い、おろか反吐が出るタイプの人間です。

パッと見や触れ込みで判断してしまえばこの漫画もそういった類のものとして受け取られてしまいがちですが、この作品には能動的な感動の押し付けや作者の自己陶酔に近い感情は見受けられず、素直に読むことが出来ました。

エッセイ漫画ということ、且つ母親の死がテーマということで、さてどんな美談が唄われているのやらとも考えがちですが、むしろこの作品から学ぶことのほうが多く、いずれ来るであろうその時にそなえ、今自分が何をすべきか、その時をどう受け取るべきかを考える良いきっかけになったと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-12-31 18:57:08] [修正:2015-12-31 18:57:08] [このレビューのURL]


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