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5点(レビュー数:1人)

作者永瀬ようすけ

巻数3巻 (完結)

連載誌ヤングエース:2015年~ / 角川書店/KADOKAWA

更新時刻 2017-02-10 02:23:04

あらすじ 都会から転校してきた染谷淳は、周囲と馴染めず鬱々とした毎日を送っていた。夏休みを目前にしたある日、廃墟のラブホテル「ノクターン」で同い年の少年少女と出会い、彼の日常は彩りに溢れたものに変化していく。

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さよならノクターンのレビュー

点数別:
1件~ 1件を表示/全1 件

5点 gundam22vさん

[ネタバレあり]

ダークな中学生青春群像劇。タイトルにもなっている集団のルールなど世界観、1巻ラストでの衝撃、2巻での壊れた日常、サスペンス的な描き方は良かったです。ただ最終巻入ってから強引かつパワーダウンは否めません。実は毒殺でしたってのもタイミング的に無理有り過ぎですし(主人公に殺しの罪を負わせたくなかった?)、洒落にならないレベルの犯罪(作中で正当防衛と言ってるけど無理が。こっちから襲って逃げたのを殺害してるのに。あと金を使ったこと、警官に発砲負傷はどうしようもない)と精神病理(中学生でメンバー全員それぞれ肉体関係持つに至るとかも)が描かれているのですが、いきなり時間経てエピローグで全員成功している形で締められても釈然としないものが。

東京行かないで地元を舞台のまま厳しいラスト(救いの可能性を入れるかは別に)できちんと締めた方が良かったのではないかと。キャラデザは悪くないのですが画力がもっとあればと惜しいシーンも散見しました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2017-02-10 21:07:38] [修正:2017-02-10 21:07:38] [このレビューのURL]


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