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7点(レビュー数:4人)

作者志村貴子

巻数1巻 (完結)

連載誌短編集:2003年~ / エンターブレイン

更新時刻 2009-12-27 15:27:26

あらすじ 世界中の男の人が女の人に、女の人は男の人になっっちゃった。志村貴子初の短編集。

備考 短編集のため連載開始年には発行年を記載。

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ぼくは、おんなのこのレビュー

点数別:
1件~ 4件を表示/全4 件

7点 ジブリ好き!さん

(2011年4月、評価変更)
今更ながらこの短編集の良さに気づけました。
表題作がデビュー作って、志村さん凄すぎる。。

放浪息子アニメ化当時は、放浪息子の原点として見直されましたが、表題作の発表は1997年のため絵柄が違います。(ちょっとやおいっぽいかな?)

新人だろうが志村ワールド全開、志村作品初心者には敷居が高そうだけど、この世界観が好きになってから読んでみると(読み直すと)、引き込まれてうっとりしちゃうよ。
長編でこの人の醸す空気感を存分に味わってから短編に入ることを勧めます。

あと、志村先生本人が登場するなかがき(あとがき)漫画は相変わらず面白い。この人のエッセイ漫画が出たら買いだなぁ

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-02-08 14:10:19] [修正:2011-04-22 23:44:32] [このレビューのURL]

8点 くっしいさん


 ドギツい表現や描写がないので大人しい印象でしたが、ジワジワと情緒が揺さぶられる漫画です。よく読むと話しはかなり個性的です。登場人物の心理描写が繊細で、徐々に染み入って来ました。こういう漫画は女性作者ならではのものなンでしょうか。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-04-25 01:16:14] [修正:2009-04-25 01:16:14] [このレビューのURL]

7点 白い犬さん

ああ、志村貴子だ。
収録の作品をざっと読んでいくと志村作品の核となる性別のあいまいな境界線や「家族」と「自分」の関係や思春期のゆらゆらとした恋心、その他もろもろが垣間見える。まるで豪華幕の内弁当。ごちそうさまです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-05-01 02:01:21] [修正:2006-05-01 02:01:21] [このレビューのURL]

6点 ごまあぶらさん

作品集といっても、書下ろしが多く、どうにかなる日々の延長と言った感じでした。
あいも変らずいい視点でモノを見ています。
お気に入りの作品というのはとくには出てこなかったですが、すべて出来がよく、安心できました。
短い作品を作れるのが強いと、作家として安定できますね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-04-19 05:03:14] [修正:2006-04-19 05:03:14] [このレビューのURL]


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