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6点(レビュー数:2人)

作者浦沢直樹

巻数1巻 (完結)

連載誌ビックコミックオリジナル:2017年~ / 小学館

更新時刻 2018-07-30 21:13:04

あらすじ 浦沢直樹×ルーヴル美術館プロジェクト!! ある一つの家族。ある一枚の絵。 ある一人の謎の男。 多大な借金を負った父と娘が、藁をもつかむ気持ちで訪れた古い館。 看板には“仏研"と書かれている…… 館内の暗がりを親子が歩き進むと、一人の男が静かに座っていた。 その男は初対面の親子に告げた。 「夢を見る人にしか、ルーヴルから美術品を拝借した話なんて、してあげないざんす」と………“ざんす"? 世界騒然。浦沢直樹、最新作!!!

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夢印のレビュー

点数別:
1件~ 2件を表示/全2 件

6点 朔太さん

浦沢直樹氏の溢れる才能で、ちょっとした短編を作ったら、
こうなりました、というような作品です。
だらしない両親の元に生まれた一人のしっかりとした少女を
主人公に持ってくるあたりは、浦沢氏の真骨頂でした。
全1巻9話構成ですが、単なる雰囲気で終わらせるのではなく、
きちんとしたストーリー構成になっています。
感心したのは、1話の最初の導入で出てくるシーンが、
最終話に繋がっていましたので、最初から全体的な展開が
用意されてたことが分かります。

一編の短編小説のようなテイストでした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2021-05-26 21:24:39] [修正:2021-05-26 21:24:39] [このレビューのURL]

6点 gundam22vさん

全一巻ものとして浦沢テイストを凝縮したような人情話です。舞台装置として企画されていたルーブルとのコラボもされていますし、興味を引くミステリー要素もあって、丁寧に回答しているのは例外的とも言えるかもしれません。

全体としては派手さに欠ける感もあります。そこに彩りを加えるのは「おそ松くん」のイヤミが超重要キャラとして登場していることでしょう。浦沢世界に召喚されたような違和感のなさで驚きました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2018-08-04 21:42:19] [修正:2018-08-04 21:42:19] [このレビューのURL]


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