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5点(レビュー数:1人)

作者永田礼路

巻数3巻 (完結)

連載誌月刊アフタヌーン:2014年~ / 講談社

更新時刻 2019-10-05 14:57:07

あらすじ 遺伝子操作が産業として発達し、人間であることの線引きを自由に操作することすら可能となった世界。 水没した街の残骸で暮らす人々の中には、人間以外の動物の遺伝子を持つ「劣った」者が存在する。遺伝操作を生業とする生体操作師・音喜多(おときた)。 自身も何種もの異種遺伝子を抱え、自分を実験体にし続け生きる。彼の元に、様々な事情を抱えた者たちが訪れる。 

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螺旋じかけの海のレビュー

点数別:
1件~ 1件を表示/全1 件

5点 朔太さん

人間以外のDNAを持った人間が劣った人種として現れる。
時間の経過とともに、症状が進行すれば法律により、
人外種として扱われ、人権を失う。
その境界で人々が苦悩するお話です。

遺伝子研究が進んだ現代だからこそ生まれる新しい分野の
哲学って感じです。
タブーなのかもしれないけれど、誤解を恐れずに言えば、
現代社会における障がい者に置き換えて、人間社会を
俯瞰する手引書なのかもしれません。

作者は、お医者さんだそうです。
医学知識のベースがあるので、リアルな近未来の想像ができたのでしょうか。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2023-03-17 08:29:45] [修正:2023-03-17 08:29:45] [このレビューのURL]


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