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7.07点(レビュー数:27人)

作者熊倉裕一

巻数7巻 (完結)

連載誌コミックボンボン:1995年~ / 講談社

更新時刻 2011-01-12 13:05:41

あらすじ 輝くものは 星さえも 貴きものは 命さえ 森羅万象 たちまち盗む その名は 王ドロボウ!!

備考 続編『KING OF BANDIT JING』の装丁に合わせた新装版が全7巻で刊行されている。2002年にNHKBS2にてテレビアニメ化、2004年にはOVA化された。

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王ドロボウJINGのレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全27 件

10点 Leonさん

黄金期のボンボンにおいてひときわ異彩を放っていた傑作。
凄まじく上達していった絵とシビれる台詞回しが何より魅力的。
オマージュやパロディの仕上げ方、奇抜な発想の数々に
何度読んでも驚かされた。他の方と仰ることが被るがまさにアートと
呼ぶに値するだろう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-09-20 22:15:50] [修正:2022-03-30 08:00:44] [このレビューのURL]

7点 さん

所々に有名な映画等のオマージュがあったり、セリフの言い回しが印象的であったりしました。絵のタッチは続編も合わせれば、開始から終了までで、大きく変わっていきます。セリフも絵も含めて、この作品だけの世界観という感じが好きです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2020-03-13 13:08:18] [修正:2020-03-13 13:08:18] [このレビューのURL]

7点 フィロさん

「王ドロボウJING」「KING OF BANDIT JING」は全巻所有しており、私の一番好きな漫画のうちの一つです。万人向けのエンタメとして進められるかは別として考えると、悩んで7点にしました。

王ドロボウのジンと相棒のカラスのキールが異なる世界観をもつ都市から、それぞれの目的物を盗みます。
ときには、「物」ではないものまで……。
序盤はボンボンらしく少年漫画らしい絵柄なのですが、終盤と続編にかけて繊細で独特の絵柄になっていきます。

それぞれ全く違った性質をもった各都市にあわせて、盗むものは毎回異なります。この点で、キノの旅が好きなタイプの人にもオススメです。
その各都市の世界観は、オリジナリティ満載で構築されています。
私たちが夜、夢見るような愉快な夢や悪夢を凝縮させたような世界観で、少し毒をはらんだ哲学を滲ませています。
ネーミングはカクテルから名付けられているものが多く、センスのいい洋画へのオマージュも沢山あります。
童話のような右脳全開の甘々しい世界観でも、大人がかえってハマってしまうのは、この哲学が毒の効いた苦味としてアルコールになっているからと考えると、この漫画そのものがカクテルのような存在かもしれません。
台詞回しや結末が小洒落ており、一つの壮大な映画を見終わった時のようなカタルシスが各話のラストにあります。

漫画という媒体で、こんな表現ができるのか。
そう驚きたい方や、刺激を得たいアーティストにはオススメです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2017-03-25 23:14:13] [修正:2017-03-25 23:14:13] [このレビューのURL]

1点 asd5さん

評価が高いので期待して読んでみましたが、うーん。
こういう「世界を描くことに注力された漫画」ってたまにありますけど、
人間が薄いため、感情移入できず飽きちゃうんですよね。5巻くらいで挫折。
人間を描く気がないんだったら、いっそ人間ドラマ形式やめちゃうのも一つの手では。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-01-01 13:14:37] [修正:2015-01-01 15:17:58] [このレビューのURL]

10点 KPT-1さん

これは凄い!としか言えない傑作。
所々散りばめられた映画などのオマージュ、
どんどん成長していく絵などこの作者でしか
描けない特徴が多い。ボンボンでやっていた
とはとても思えない。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-12-28 15:28:32] [修正:2014-05-26 19:16:14] [このレビューのURL]

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