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4点(レビュー数:2人)

作者高田慎一郎

巻数14巻 (完結)

連載誌月刊Gファンタジー:1996年~ / エニックス

更新時刻 2009-11-25 06:37:22

あらすじ 荒ぶる神・遊風稜を倒す戦神子として、女だらけの社・一神殿で育てられてきた小春。15歳になった彼女は「男を見たい」という理由で外界へ脱走。
そして遊風稜の正体と自らの出生の秘密、そして倒すべき真の敵の姿を知ることとなる。

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神さまのつくりかた。のレビュー

点数別:
1件~ 2件を表示/全2 件

4点 鋼鉄くらげさん

完全に「設定負け」している作品です。

この作品、巻末に作品の世界観やら設定やらが色々書いてあるのですが、どうにも世界観や設定だけが大き過ぎて、それらが作品に全然反映されていません。しかも登場人物達の描き分けも甘く、画面全体の描き込みも弱いです。ダメな漫画の欠点を見事に網羅しているかのような作品です。

一方、ストーリーの方もご都合主義全開で、結果を導き出すまでの過程に「根拠」がありません。まぁ他にも欠点を挙げればキリが無いのですが、それらはいずれも、単に作者自身の表現力、構成力の無さ、そして説明不足から来るものだと思います。

正直、周りの人にはオススメ出来ない作品です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-09-02 20:33:02] [修正:2009-09-02 20:33:02] [このレビューのURL]

4点 bugbugさん

こういう和風テイストな現代ファンタジーものって
嫌いじゃないんです。嫌いじゃないどころかむしろ好きなんですが
悪いところばかりが目についてどうにも

人物の設定は結構練られていて二重三重に驚かされました
よかったのはそのくらい

演出力不足。コマ割が単調だし、盛り上げるところで盛り上がりません
画力不足。みんな同じ顔に見えます、男も女も
考察不足。特にSFの設定が適当すぎます

敵さんの行動原理に整合性はないし
自衛隊な描写も中途半端すぎて泣けてきます

なんていうか、すごくもったいないんですよね
設定や世界観は光っているだけに、編集者がしっかり仕事をしていれば
もっと面白い作品になったんじゃないかと思わずにはいられない作品

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-05-19 17:43:58] [修正:2009-05-19 17:47:17] [このレビューのURL]


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