ホーム > 少年漫画 > 週刊少年ジャンプ > 空のキャンバス

7点(レビュー数:6人)

作者今泉伸二

巻数7巻 (完結)

連載誌週刊少年ジャンプ:1986年~ / 集英社

更新時刻 2009-11-25 06:37:44

あらすじ 赤城榛名は、体操女子のジュニアチャンピオン。ある日、彼女の所属する清流体操クラブに一人の少年がやってきた。少年の名は北野太一。男と男の約束を果たすためにこの街に帰ってきたという太一と、それを聞き動揺する榛名。二人の間にはいったい……。そして、太一の背中にある大きなキズは果たして!? 二人を結ぶ接点は、7年前の夏にあった。永遠のライバルを追い続ける少年とその狭間で揺れる少女の愛と感動の青春物語。

シェア
Check

空のキャンバスのレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全6 件

7点 paranaさん

[ネタバレあり]

内村選手の五輪での活躍や白井選手の台頭など体操ニッポンが復活してきて「そういえば昔ジャンプに体操マンガが連載されていたな」と思って今になって読み返しました。

当時の少年漫画のストーリーの王道として、「凄い力があるが弱点のある主人公」、「強力なライバル」、「ヒロイン」が欠かせない要素なのですが、「主人公の弱点」と「ライバル」と「ヒロイン」との関係が総て一つに絡みあっているのがこのマンガの特徴です。

後方抱え込み三回宙返りでさえ歴史に名を残せるのに、それを超える技をやってしまったり、手術成功したのは何だったの?とトンデモなことがあったりしますが、この「主人公の弱点」と「ライバル」と「ヒロイン」の絡みあいが、泣けるストーリーを生み出しています。

エンディングも「空のキャンバス」というタイトルにふさわしい美しいエンディング。体操ファンや泣けるマンガを読みたい人におススメです。
(泣ける度5★★★★★)

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-12-23 10:56:03] [修正:2014-04-19 11:24:37] [このレビューのURL]

8点 しみやんさん

中学生時代に大泣きしながら読みました。
滅多に泣かない私ですから、自分でもびっくりしました。
ただ、当時のジャンプでは、今泉先生のような純粋感動なだけのマンガはあんまり人気がなく、いつも人気が下位に低迷していたように思います。
そのためかどうか知りませんが、無駄に女性キャラの下着姿とかがあって、それはあまり好きではありませんでした。
でも、今考えると、そういうのがないと、ただただ、深刻なだけの痛ーいマンガになっていたかも知れません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-06-27 21:12:07] [修正:2012-06-27 21:12:07] [このレビューのURL]

7点 森エンテスさん

高校時代に読んで大泣きした作品。

久々に読んだら、泣けなかった。
それはマンガを読むことに対しての感受性が鈍ったのかもしれない。

この作品で泣けていた頃に気持ちになって色々なマンガ読みたいものです。

内容的には、一人の少年が身体に爆弾を抱えながら、昔交わした約束守るために、体操を続けていき、最終的には・・・・という作品。

当時のジャンプでもこういう作品があったんだなと、今にしてみれば思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-10-21 18:44:14] [修正:2010-10-21 18:44:14] [このレビューのURL]

6点 フクポルさん

<所持歴:全巻。現在は売却>

体操はスポーツマンガとしてはかなりマイナーな題材でしょう。
自分はコレとサンデーの「ガンバ!Fly high」しか知りません。

キャラの顔のパーツはどことなく高橋陽一風味ですが、体付きなどデッサンはしっかりしてます。
体操そのものに関してもトンデモ展開とかは無く(少なく?)、
その点でも「ボールは友達マンガ」とは違いフツーに読めます。

また、ラストは(当時としては)衝撃的でした。
フィニッシュで着地を決めたシーンは今でも鮮明に記憶に残ってます。
得点はちょっと甘めかもしれませんが、良い作品だとは思ってます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-03-25 18:10:36] [修正:2010-02-07 20:24:02] [このレビューのURL]

7点 mangaさん

中学の頃、涙を堪えながら読んだ記憶があります。
長い間、僕の中では「泣ける漫画」の代名詞でした。
今読んでも画力に難はあるが泣ける漫画と思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-03-16 23:52:46] [修正:2009-12-30 15:21:28] [このレビューのURL]

PR


<<前の10件
12

空のキャンバスと同じ作者の漫画

今泉伸二の情報をもっと見る

同年代の漫画

週刊少年ジャンプの情報をもっと見る