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7.5点(レビュー数:2人)

作者水島新司

巻数19巻 (完結)

連載誌少年ビッグコミック:1977年~ / 小学館

更新時刻 2009-11-25 06:38:41

あらすじ 野球人生に絶望を感じていた中西の前に、突如現れた“球道”という少年。ある日、父を失い身寄りのなくなった彼を中西と看護婦の愛子が引取ることになった。

備考 文庫版全11巻

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球道くんのレビュー

点数別:
1件~ 2件を表示/全2 件

7点 ITSUKIさん

水島作品の中で最も少年漫画の主人公らしい顔と性格をしてるのがこの作品の主人公・中西球道。
某サンデーの長寿野球漫画がこの作品と非常に設定やストーリーが似通っているのは有名(でしょうか)

「球けがれなく道けわし」は名言。
その名の通り球道の険しい人生を幼少期から高校時代までをしっかりと描いていかれてます。
あとはオカシューさんのレビューで既出なのですが、高校時代は球道が強くなりすぎたのか試合内容がイマイチに感じるモノが多かったです。(特にドカベンとかと比べるとキャラの個性が足りない…)

個人的に好きだったのは才蔵。任侠者みたいな浮いたキャラクターのインパクトが凄かった。
だから「大甲子園」になって性格が軽くなってたのが非常に残念でした・・
ラストが半端なのは「大甲子園」への布石なので仕方ないです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-03-30 00:19:52] [修正:2010-03-30 00:19:52] [このレビューのURL]

8点 オカシューさん

名作水島漫画。まぁやっぱり面白い。
水島先生はこの作品で主人公の半生を描こうとしました。

しかし後半まさかの失速。たぶん人気が続いていたらメジャーのような漫画になっていたでしょう。
(水島先生は大リーグが嫌いらしいので日本のプロ野球の話しまでなっていたかな)

内容は1巻から高1の夏の大会まではすごく面白いです。
特筆したいのは小学生の頃のお話し。

水島先生は小学生くらいが活躍する野球漫画をほとんど描かれてなくてコレとあと「野球大将ゲンちゃん」くらいなハズ。
とても面白くて貴重です。こんなの全盛期にもっともっと描いて欲しかったです。

同時期に同じ高校野球のドカベンがあった為か高校での試合の組み立てに苦しんでいた気がします。
あと剛速球投手が主人公の漫画は試合が単調になりがちでそれも盛り下がった原因かも。

所持巻数 全巻

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-07-23 23:07:08] [修正:2009-07-25 19:23:44] [このレビューのURL]


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