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3点(レビュー数:3人)

作者高橋てつや

巻数3巻 (完結)

連載誌週刊少年チャンピオン:2006年~ / 秋田書店

更新時刻 2009-11-25 06:38:42

あらすじ 超天然Aガール・ペンギンと超硬派武闘ガール・クジラ、和み系癒しガール・クリオネが学園に嵐を巻き起こす。ポップでキュートな超人気学園ギャル・コメディ、元気に発進。

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ペンギン娘のレビュー

点数別:
1件~ 3件を表示/全3 件

3点 景清さん

漫画の世界では、古くから(美)少年同士の同性愛的関係を描いた作品が、主として女性ファンによる二次創作作品などで多く発表され、それらは隠語的に「やおい」と呼ばれてきた。(近年ではボーイズラブということも多いけど)

腐女子の皆様方の活躍もあって現在ではかなり一般への認知度も高まってきたやおい文化だが、この言葉の語源は、一説では

ヤマ無し(山場無し)
オチ無し
意味無し

というニュアンスから来ているのだという。美少年同士の絡みを描くことを最優先し、物語的な必然性とか意味とか、そういう要素は二の次である事への自嘲であろう。


さて、この「ペンギン娘」だが、本作はそういう言葉の真の意味において紛れもないやおい作品である。
なんか「ペンギン」とか「択捉」とか「イルカ」とか言う名前の美少女達がセクハラしあう”だけ”の内容であり、山場は少なく、落ちにも欠け、無論のこと意味など求めようとすること自体無意味である。
それでもギャグが面白かったりすればまだいいが、本作に関しては、それすら。清々しいほどに何も残らなかった。

ついに我々は、美少年同士でなく美少女同士でもやおいを成立させられる領域に来てしまったのだ……!

いや、それで充分だろ、他に何かいるの?という境地で読めば、まぁ楽しめなくもないかも知れない。無意味であっても無価値ではなかろうが、今の自分にはまだ無理な話だである。色々な意味で修行が足らないというかまだ青いというか。

同じチャンピオンの海洋生物娘漫画である「侵略!イカ娘」はあれほど気に入ったのに、この違いは一体?

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-01-11 23:19:39] [修正:2010-01-12 00:43:20] [このレビューのURL]

3点 ツツさん

どうにも面白くない。
見た目は派手だし、メディアミックスも念頭に置いているとは思うんだけど、ネット上でのこの悪評ぶりをみるとさほどのびしろはないんじゃないかな。この手の作品は。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-07-27 04:33:06] [修正:2007-07-27 04:33:06] [このレビューのURL]

3点 鹿太郎さん

1巻発売時にネット上ではいろんな意味で話題だった作品。
最近の週刊チャンピオンのショートギャグ物は良作揃いだとは思うけれどこれはちょっと・・・。

描き込み過多なのは良いのだけど、整理されていないのでとにかく見づらい。
目がチカチカしてくる。
そのせいか、一話数ページのショートギャグなのにもかかわらず、お話・内容が頭に入ってこない。
表紙の絵が気に入って萌え系のイラスト集として眺めているぶんには良いのかもしれませんが・・・。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-03-11 01:47:21] [修正:2007-03-11 01:47:21] [このレビューのURL]


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