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6.42点(レビュー数:7人)

作者オノ・ナツメ

巻数8巻 (完結)

連載誌月刊IKKI:2006年~ / 小学館

更新時刻 2009-11-25 06:39:15

あらすじ 気弱ではずかしがり屋な性格が災いして浪人となってしまった政之助は、ある日偶然出会った遊び人風の男・弥一に用心棒になるよう依頼される。
しかし、政が守るべき弥一こそ、拐かしを生業とする賊「五葉」の一味であった。剣の腕を見込まれ、仲間に誘われる政だが…!?ひとクセもふたクセもある「五葉」の面々がそれぞれ抱える事情。本当の絆とは、強さとは、優しさとは―――

備考 連載は終了

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さらい屋五葉のレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全7 件

6点 朔太さん

序盤と終盤にドラマとしてみるべきものを感じました。
中盤の話の引っ張り方がやや中だるみを生んだのは残念でした。

イチの過去の三つの顔にまつわるトラウマ、それは家族への
執着と絶望ですね。
これを五葉の他のメンバーは距離を保ちながら理解をしよう
と努めている。
これが仲間の優しさですね。

特に、政は田舎での嫡男としての義務を果たせず、家を捨て
ざるを得ないコンプレックスの塊のような男だけれど、
イチと知り合ってからは新しい世界の住人になりました。

最終巻は八木や政の振る舞いが美しく、素晴らしい決着と思います。


ナイスレビュー: 0

[投稿:2017-12-25 17:47:09] [修正:2017-12-25 17:47:09] [このレビューのURL]

6点 suzuさん

前半部分は割と引き込まれ評価でいえば6に相当するかなと考えていました。しかし、中盤ぐらいからは物語に飽きが来てしまい、評価でいえば3と言ったところでした。最終巻での完結のさせ方が多少唐突ではあったものの好感が持てたので上記の評価としました。
自分の、仲間の居場所を守りたいという主人公・政の気持ちが少ない台詞の中によく表れていると思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-01-28 05:30:12] [修正:2011-01-28 05:30:12] [このレビューのURL]

8点 あおはなさん

最終巻を読むまでは評価を下すまいと心に誓っていた未知数の漫画ですが、最終巻で完全に盛り返した感じがあるのでこの点数で。ただ完全に人を選ぶ。オノ先生の作品全体にいえることだけど。本作はいわゆる「粋」のニュアンスが感知できない人には「なにそれ?」で終わる可能性が非常に大ですね。ココでは分かりやすく「粋=ダンディズム=背中で泣いてる男の美学」と定義するしかないのですが(これ以上分かりやすくできん!!)、コレを前提に「絆」を問うわけでちょい難解な感じです。(というかIKKI連載作品基本的に難解です)でもラストの最終巻の締め方の余韻が非常に良かったので。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-11-03 18:45:56] [修正:2010-11-03 18:45:56] [このレビューのURL]

7点 s-fateさん

「勧善懲悪でなく、忙しい展開がないタイプの時代劇」風の設定がシブイですね。ゆったりした雰囲気に見えるけどキッチリ話は進んで行くので引き込まれます。内容は前半では謎めいていた弥一の素性等が明かされていくうちに、様々な「連関」がわかっていくところが面白い。最後もスッキリしていて読後感も良く、巻数も手頃ですのでサラッと読めます。
絵は好き嫌いあるかもしれませんが、個人的には味がある良い絵だと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-10-09 02:32:47] [修正:2010-10-09 02:32:47] [このレビューのURL]

5点 トトさん

五葉のメンバーみなそれぞれに不思議な魅力がある。
というかオノナツメは本当にこういう空気を創るのがウマイ!!

さてさて主人公はこのままずっと流されたままで終わるのか否か・・・。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-01-13 21:35:55] [修正:2009-01-14 14:15:58] [このレビューのURL]

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