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6.5点(レビュー数:4人)

作者竹宮惠子

巻数17巻 (完結)

連載誌少女コミック:1976年~ / 小学館

更新時刻 2009-11-25 06:39:16

あらすじ 19世紀末、フランスはラコンブラード学院の寄宿舎で繰り広げられる、思春期の多感な少年達を中心とする物語である。愛欲、嫉妬、友情、様々な人々の様々な思いが交差する中、運命に翻弄される2人の主人公:美しいジルベール、生真面目なセルジュ。

備考 第25回小学館漫画賞受賞。
寺山修司が熱狂的なファンだった。

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風と木の詩のレビュー

点数別:
1件~ 4件を表示/全4 件

9点 kuroneko3298さん

BLの先駆け的作品とはいえ現在のソレとは1線を博した作品。
当時の衝撃は半端なかった。
孤独なジルの心を理解し傍にいたいと願うことは神に背くこと-。
それは同情?友情?いや愛だったのか---
フランスの貴族社会。寄宿舎生活、夢のような世界の中で、美しい少年たちの揺れる思いを綴った問題作。
彼らの両親の対照的な生きざまも魅惑的です。
この禁断の扉を---あなたも開いてみる??

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-10-03 18:19:08] [修正:2012-10-03 18:19:08] [このレビューのURL]

5点 torinokidさん

重厚な恋愛大河ドラマ。まさに竹宮ワールド全開作品。

ストーリー自体は面白い。展開とか伏線回収とかホントにお見事。
ただし男男って設定だけはどうしても理解し難いなあ。

ついでに後年発表された続編作品の出来が
あまりに残念過ぎたので、全体的な評価はイマイチ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-03-24 17:56:24] [修正:2012-03-24 17:56:24] [このレビューのURL]

4点 sabosaboさん

あちら系の話が好きなら一度は読まないと。
全体に流れる空気はとても雰囲気があって美しく、文学的。

オーギュのキャラが立ちまくりです。
私には正直、理解しかねる。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-05-16 22:24:30] [修正:2011-05-16 22:24:30] [このレビューのURL]

8点 kozakanaさん

ちょっと人前で読むのは抵抗ありますが
ストーリーの構成や心理描写などはしっかりしていると思います。
少年愛がテーマの物凄く深い話です。

単に「腐女子漫画」という目で見て欲しくないくらい
真面目なものですが、「美少年」「同性愛」というジャンルが
好きな人はきっとハマるんじゃないでしょうか。

ただその性格の漫画なので好き嫌いが分かれがちな作品だと思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-05-25 15:27:33] [修正:2008-05-25 15:27:33] [このレビューのURL]


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