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6.9点(レビュー数:11人)

作者佐藤マコト

巻数8巻 (完結)

連載誌イブニング:1999年~ / 講談社

更新時刻 2009-11-25 06:27:06

あらすじ 周囲の人に思考が漏れてしまう天才人種・『サトラレ』の苦悩を描く。

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サトラレのレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全11 件

9点 朔太さん

[ネタバレあり]

思念波が外部に漏れてしまい、他人に心の中が覗かれてしまう特殊能力者サトラレ。
しかし、同時に天才能力も合わせ持ち、人類への貢献度が高い。
彼らに関わる人達が、不思議に優しく、理解が深いのが救い。
人類は本当にこんなに優しいのだろうか、もっと残酷で見苦しくないか?、
と疑念を持つが、サトラレ種も純粋に設定されているので、
見守る人達をも感化されるのかとも。
いずれにしても、サトラレという特殊な設定を前提に、心のナイーブさを
良く解釈した作品。なかなかの良作です。

追記:その後、改めて全編を通読しました。その上での感想です。
一言でいえば、人間賛歌です。
サトラレであることを知ったために、孤島に一人住む白木。彼の島に漂流する少女との出会い。
サトラレとの結婚とサトラレの子を産む決意の人、小松。
サトラレである娘の将来を案じる武道家の父の無骨な生き方、育て方。
娘、片桐りんの爽快な生き方。

有り得ない架空の設定の下で、人間たるものはきっと当たり前に考え、悩み、行動するだろう
ことを先回りして予見し、美しく描いた作品です。大好きな作品の一つになりました。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-11-21 22:50:40] [修正:2015-07-21 22:42:54] [このレビューのURL]

8点 サテュラさん

設定がとんでもなく素晴らしい漫画。
サトラレの苦悩や葛藤、周囲の気遣い・思いやりなど
良質のヒューマンドラマにページをめくる手が止まらなくなる作品。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-01-30 05:19:42] [修正:2014-01-30 05:19:42] [このレビューのURL]

7点 rさん

絵は決して綺麗とは言い難いが内容は文句のつけようがない。
考えてみると設定はかなりバカバカしいし、特に初期は実際にバカバカしいやりとりがあるのだが、真剣に書き切っているためかリアリティがあり、読み手も真剣に考えてしまうのだろう。
自分はサトラレじゃないかと思わず不安になった経験を持つのは、どうやら自分だけではないようだ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-05 18:22:49] [修正:2010-09-05 18:22:49] [このレビューのURL]

7点 あんずさん

自分の考えてる事が全て周りに知られてしまう…こんなに恥ずかしい事はないですね。
もしこんな病気が本当にあったら。
自分がサトラレだったら。
考えるとすごく怖いですが、それだけの怖さと辛さが細かく描かれています。
特に男の人の心情がよく描かれています。
こういう事を考えてるんだなって。
面白いけど可哀想。

第一部が全8巻。
ぜひ第二部も読みたいです。面白い!

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-06-10 12:51:03] [修正:2010-06-10 12:51:03] [このレビューのURL]

8点 オカシューさん

人の心を読むのではなく人に心を読まれる病気?の人達の物語です。テレビ、映画でもヒットしました。

トリッキーな設定ですがとてもうまく生かしてお話しを作っています。
これは知らない人が読むとおおっ!?となる不思議テイストを持っていると思います。

あまり関係ないですが私は「サトラレTシャツ」を持っていました。(背中に私はサトラレですと書いてある)
作品が話題になっていた頃は自慢でした。

所持巻数 2巻

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-07-30 20:36:54] [修正:2009-07-30 20:36:54] [このレビューのURL]

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