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3点(レビュー数:1人)

作者水島新司

巻数10巻 (完結)

連載誌週刊少年チャンピオン:1987年~ / 秋田書店

更新時刻 2009-11-25 06:39:59

あらすじ 舞台は当時セントラル・リーグの下位に低迷していたヤクルトスワローズ。
同球団の救世主となるべく、日本人最高年俸(当時)の3億円で七夕雪之丞が入団することから物語ははじまる。

連載中にあのミスターの息子・長島一茂のヤクルト入団により、七夕と一茂の対決がストーリーの主軸となるも、現実の一茂の不振もあり人気は低迷、後半は相撲漫画へと路線変更する事になる。

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虹を呼ぶ男のレビュー

点数別:
1件~ 1件を表示/全1 件

3点 n-hiroseさん

[ネタバレあり]

古くは野球狂の詩の高円寺やドカベンの雲龍、Kジローの岩神など野球が題材であるにも関わらず相撲の話で1話をまるまる使うのは水島先生が「巨人、大鵬、卵焼き」と言われた60年代を生きた団塊世代ということと無関係ではあるまい。

そんな水島先生が真正面から相撲を取り上げるハメになるのがこの「虹を呼ぶ男」である。

成績がどん底だった関根時代のヤクルトスワローズ、あぶさんでは裏日本シリーズと揶揄される時代だが、長嶋一茂の人気に当てこんで連載を開始したものの優勝どころか一茂自体活躍せず。

そんな中せっかく創作したキャラクターである七夕を活躍させられない水島先生は相撲マンガへの転換というストーブリーグを有効利用するというウルトラCを繰り出すも失敗する可哀想なマンガ。

そんなマンガだから内容も推して測ることができるだろう。
七夕もファンの間では一番ポテンシャルがありそうな選手という評判ながら「激闘プロ野球」で水島新司オールスターズに選ばないほど、先生にとっても思い入れがない作品なんだろうし。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-07-28 22:34:11] [修正:2008-07-28 22:34:11] [このレビューのURL]


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