ホーム > 少女漫画 > Kiss > IS〜男でも女でもない性〜

8.33点(レビュー数:3人)

作者六花チヨ

巻数17巻 (完結)

連載誌Kiss:2003年~ / 講談社

更新時刻 2009-11-25 06:40:09

あらすじ IS(インターセクシャル)。半陰陽者。2000人に1人生まれると言われる「男でも女でもない」性。決して少なくない数なのに、世間の偏見や無知から守るため、家族は彼らを必死で隠し、男か女、どちらかの性で育てている。それでも、問わずにいられない。自分にとっての幸せとは何か?自分はいったい何者なのか?「IS」として生きることの苦難と様々な人との絆を描く。

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IS〜男でも女でもない性〜のレビュー

点数別:
1件~ 3件を表示/全3 件

6点 sin00さん

 漫画というよりかは知識を得る書籍として楽しめる.単話としては悪くなくても話の流れとしてはセンスが悪い感じ.設定はいいが話が下手なサトラレと似た印象を受ける.

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-02-18 07:49:50] [修正:2012-02-18 07:49:50] [このレビューのURL]

9点 そのばしのぎさん

中学校などの図書室に三国志などと共に並べて置いて良い漫画。
いや、むしろ置いておくべき本だと思います。

漫画の面白さ以前に、世の中には男と女しかいないという常識を覆し、
インターセクシャルの認知度を高める役割がこの漫画にはあります。
取りあえず1巻だけでも読んでおいて欲しい。

ISは2000人、もしくは4500人に一人という統計が出ているようです。
決して少ない数字ではありません。
学校や職場でそういった人と接点を持つかもしれませんし、
もしくは自分の子供がそういう運命を背負って生まれてくるかもしれません。
そういった時にこういった現実を知っているか、否かで
受け止め方はまるで変わってくるのではないだろうか。

TVドラマ3年B組金八先生の中で性同一性障害が取り上げられ、社会的認知度を高めました。ゆえに、ISも同一視される事も多いようですが、説明を少し読めばわかるように別物です。
このISも現在ドラマ化されて放映中ですが、視聴率は今ひとつ伸び悩んでいる様子。もっと話題になって良いと思うのですが。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-08-15 06:58:52] [修正:2011-08-15 07:01:08] [このレビューのURL]

10点 橙木犀さん

ただただ、読みながら眼の奥が熱くなりました。

自分が男か女か。
どちらかに分かたれ、それ以外の生き方が許されない社会。
ISがどんなものなのか、正直まだよく理解しきれてはいません。こうしてレビューで書き込んでるのに、彼らについて正しく説明できる自信は全然無いんです。
ただ、彼らがどんなに苦悩しているのか。どれほどの葛藤の中で生きているのか。
それらをどう受け止めればいいのかについてだけ、ようやく理解できたような気がします。

そして、主人公の春の両親がとても素敵な人達なのも、この作品の魅力だと思います。
自分を愛してくれている親がいる。それだけで子どもはとても心強いのだと改めて実感させてくれました。

IS(インターセクシャル)について分かりやすく説明されているので、どんどん手にとって読んで欲しいオススメ漫画です。



ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-07-05 18:17:24] [修正:2007-07-05 18:17:24] [このレビューのURL]


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