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5.8点(レビュー数:5人)

作者中山昌亮

巻数4巻 (完結)

連載誌週刊少年チャンピオン:2007年~ / 秋田書店

更新時刻 2009-11-25 06:40:11

あらすじ 階下の暗闇に気配を感じるような ドアごしの殺した息づかいのような 視界の隅に映りこんな視線のような ざらりとした質感、気分、戦慄。 この物語は8割がフィクションです・・・。

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不安の種+のレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全5 件

8点 ガッデム松尾さん

ここまで怖いホラーマンガを俺は他に知らない。
他のホラーマンガに見られる霊には、なんらかの目的があって主人公の目の前に現れるというパターンが多いだろうが、「不安の種+」には「霊自身の目的が分からない、霊が現れた理由が分からない」という“突然起こった理不尽な怖さ”がある。
ネットでよくトラウマ生成書として名高いのも、作者独特の絵柄と物語の展開が評価を得ての事だと思う。
映画などで見られる「わっ!」というような、びっくり系物語が馬鹿らしくなるほど怖い。怖いものがないという人は、ぜひ読んでほしい。読んだ後、それでも怖くないというなら、マンガの中に出てくる霊のドアップした画像を印刷して、部屋の壁紙として利用したらいい。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-05-22 19:23:36] [修正:2014-05-22 19:23:36] [このレビューのURL]

5点 s-fateさん

ほぼ日常系の怖いマンガです。オチがないものが多いです。「なんか得体の知れないものに会いました。」であらすじが済んでしまうものが多い気がします。会ってどうした、とか解決したものはあまりないです。
このマンガの見どころは3つあると思います。一つは「おちょなんさん」に代表される独特の化け物。もう一つは「2006.阿佐ヶ谷」みたいな、いかにもあったかのような締めのコマの記述。それと最終巻の終わりの頃にある数ページ真っ白なページが続くところ。これ原稿料もらえたのだろうか?
雑誌で読んだほうが生きるタイプのマンガだと思います。単行本だとショートすぎてあっという間に読み終わってしまいます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-07-22 00:21:01] [修正:2010-07-22 00:21:01] [このレビューのURL]

4点 プロペラーさん

「不安の種」というタイトルが全てを物語っているような作品でした。

ただ、真面目にホラーやってるんだけど、どこか微妙に可笑しい感じもしたり。
個人的には雑誌で見れば充分な程度かと。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-05-09 23:59:42] [修正:2009-05-09 23:59:42] [このレビューのURL]

7点 デスぺラードさん

風呂場で視線を感じたり、暗闇を畏怖したりするのは誰もが経験のあること。
人間とは何に恐怖するかをこの作者はわかってますね。
これを読んだ後は自分、恥ずかしながらトイレや風呂に行くのが怖くなったり、窓を見ることが出来なくなったりしてしまいました。
恐怖の対象は日常のどこにでも潜んでいる。
写真を撮ることで霊と接触してしまうことだってある。
恐怖の対象は日常のどこにでも潜んでいる。

ヒヤリとするものを感じさせる良作です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-04-20 20:12:55] [修正:2008-08-29 01:01:20] [このレビューのURL]

REDで連載されていた不安の種がチャンピオンに移籍
数年前まで出版されていた本「新耳袋」みたいな感じ。
ただ最近ネタがマンネリ化してるような…
特に話数が多く掲載されている単行本で読むと
あれ?これ今さっき読んだような…みたいな錯覚に陥る。
ページ数が少ないし一話完結モノだから月1ぐらいで
雑誌でサラッと読むぐらいが読み方としてはいいのかも

<追記>
マンネリ化=いい意味では安定してると思いまだまだ続くかなと
みてたら意外に早く連載が終了してしまいちょっとショック。
最終回のエピソードが良かったのと唯一の少年誌本格ホラー
としてがんばったのを考慮して+1点追加。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-01-24 22:01:53] [修正:2008-04-19 23:31:25] [このレビューのURL]

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