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5.25点(レビュー数:4人)

作者藤子・F・不二雄

巻数3巻 (完結)

連載誌週刊少年サンデー:1968年~ / 小学館

更新時刻 2009-11-25 06:40:31

あらすじ あまり繁盛していないホテルつづれ屋のあととり息子、つづれ屋21エモンは、あるとき泊まり客からテレポーテーションの特殊能力を持つ絶対動物モンガーをもらう。それからエモンはことあるごとにモンガーの能力を使ってホテルを繁盛させようとがんばるが、なぜかいつも大騒動に発展!?近未来の東京に建つ古めかしいホテルつづれ屋を舞台にあととり息子の少年、その両親、それにおかしな動物モンガーやユカイなロボット従業員、さらにいっぷう変わった泊まり客たちがくりひろげる宇宙的ドタバタコミック!!

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21エモンのレビュー

点数別:
1件~ 4件を表示/全4 件

5点 N0Bさん

完結しています。 全巻読みました。
藤子F不二雄ミュージアムが完成したことで、読み返してみました。
藤子F先生の作品の中では珍しく、良くも悪くも、あまり教訓のようなものが無い作品で、肩の力を抜いてだらだら読めました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-08-14 13:26:39] [修正:2012-08-14 13:28:06] [このレビューのURL]

7点 臼井健士さん

「未来都市・東京を舞台にしたSFコメディ」とでも言いましょうか、作品全体を通して付きまとう主人公一家の「貧乏」は藤子不二雄の他作品では見られない珍しいものだと思いますね。
歴史ある(・・・・と言うか「歴史しかない」)旅館の跡取り息子であるところのエモンは実は宇宙船のパイロットになって冒険家になりたいと思っている。跡継ぎを望んでいる両親との間では当然のように確執・・・・とまではいかないものの、意見違いからくる対立が時に表面化することもあるわけです。
でも結局は息子の夢に両親が折れて、「可愛い子には旅をさせろ」じゃないですが、お供にテレポートが使えるモンガーと金儲けの才能のあるゴンスケを連れての珍道中(笑)・・・・って、水戸黄門じゃないんですけれど、実際に行く先々で「悪」を退治していたこともありましたよ。
「ドラえもん」的なキャラの配置がされていないという点も注目です。「静ちゃん」にあたるところのガールフレンドのルナさんや、「スネ夫」にあたる金持ちのボンボンとも言えるカメオ(だったけ?)はいるものの、レギュラーというまでは登場しないので、客として宿泊する個性的な「一発キャラ」の宇宙人頼みで話が展開していくというのはありました。
「エモン」は確か・・・・「赤丸ほっぺ」だったような気がしましたが・・・、違いましたかね?「赤丸ホッペ」なんて「おばっちゃまくん」の茶魔だけかと思いましたが(笑)。貧乏でも栄養はキッチリ取れていた模様ですな(笑)。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-03-04 14:44:46] [修正:2012-03-04 14:44:46] [このレビューのURL]

4点 gundam22vさん

アニメ版の方が確実に面白かったと言える作品でしょうね。
手軽ですが、初期作で絵が甘い上に内容も深みはありませんし。
当時はこれでも驚きだったのでしょうけど。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-20 06:49:36] [修正:2010-12-20 06:49:36] [このレビューのURL]

5点 まれらさん

感動的な話や教訓的な話を期待して読むと肩すかしを食うが、軽い近未来SFとして気楽に読めば十分面白い。珍妙な宿泊客や月面観光など、ギャグに見えながらも意外と考証が行き届いており、作者の懐の深さや余裕が窺われる。
小松左京氏のジュブナイル「空中都市008」と、どことなくイメージがダブる。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-12-20 23:34:06] [修正:2007-12-20 23:34:06] [このレビューのURL]


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