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9点(レビュー数:6人)

作者由起賢二

原作雁屋哲

巻数28巻 (完結)

連載誌週刊漫画ゴラク:1977年~ / 日本文芸社

更新時刻 2009-11-25 06:41:29

あらすじ 東京大学法学部の学生、橘征五郎は学業、スポーツ共に優秀で、教授や同窓生からも注目を浴びていた。だが、彼は「自分達の王国を作る」という野望を持っていた。実は征五郎は有力な暴力団、橘組の息子。そして、父亡き後、橘組の新たな組長となった征五郎は親友の片岡仁と共に暴力で日本を支配するべく行動を開始するのだった…。

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野望の王国のレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全6 件

10点 Masakiさん

とにかくどこを切ってもイカレた(褒め言葉)展開だらけの漢劇画といっていいでしょう。冒頭からして東大で勉強した結論がこの世は荒野だ!!ですからね、ぶっ飛んでると言っていいでしょう。

その後のストーリーもどこもぶっ飛んでいて、自宅にタンクローリーが突っ込んでくるのは当たり前、ヤクザの内紛で軍隊を雇って街の各支部を爆撃するなんてのもあります。とにかく暴力、暴力、暴力!!の漫画です、暴力を取ったら白紙になるレベルのw(褒め言葉)

敵役の柿崎の極悪非道な鬼畜っぷりは清々しいレベルですし、しつこさも物凄いです。また本来は味方のはずの兄と主人公がお互い裏を読み合う謀略展開も素晴らしいです、
最終盤の天星編がボスとしてのカリスマ不足もあって蛇足気味ですが、それを差し引いても凄い作品です、面白いというよりは凄い、が一番ピッタリ来る評価です。

これも野望は男の体と魂をも焼き尽くすせいです、しょうがないですね!!
というわけで10点です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-09-15 12:00:37] [修正:2013-09-15 12:00:37] [このレビューのURL]

5点 asd5さん

面白い…んですけど途中から、こっちが攻撃ドンパチドンパチ、
次は向こうの反撃だドンパチドンパチと同じ事の繰り返しになって猛烈にだれるのが難点。
あと、「野望」なんて格好付けた言い方でどんな野望なんだろうと思わせるものの、
実際はただのヤクザの権力勢力争いなのもちょっと肩すかし。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-04-20 19:30:39] [修正:2013-04-20 19:34:42] [このレビューのURL]

10点 enodenboyさん

男!オトコ!漢!
まさに問題作。まさに傑作。美味しんぼの雁屋哲が書いたとはとても思えない。
これほど男の匂いしか感じさせない作品も珍しい。長丁場を全く飽きさせもせず、一気に読ませる。手に取ったきっかけは、相原コージの「さるまん」の元ネタと知ったから(あちらも大傑作だ)。
ただ手ばなしに10点かというと本当はそうでもない。実際は9.5点。なぜかというと、女性にははっきりいって全く訴求するものがなさそうだからである。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-06-06 06:55:08] [修正:2011-06-06 06:55:08] [このレビューのURL]

9点 くろしさん

傑作であり、怪作です。
登場人物のセリフ、行動、すべて熱い。熱すぎてある種の滑稽さを感じる。それも爆笑を伴うレベル。
しかしそれでいて、しっかり面白いです。
終始緊張の繰り返しで、全28巻中ダレる事が一切ありませんでした。
心から凄まじい漫画だったと思います。

登場人物に濃いキャラが多いのも魅力。
脇役のキャラ立ち過ぎて、主人公コンビが一番影薄い程。
特にライバルの、警察署長柿崎のぶっ飛んだキャラは漫画史に残るレベル。

知名度は低いですが、おそらく様々な漫画家に影響を与えたであろうと思います。

多くの人に読んでもらいたいんですが、現在品薄なようで、なかなか手に入らないのがネック。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-05-22 22:14:49] [修正:2011-05-22 22:14:49] [このレビューのURL]

10点 イカ墨さん

やっと単行本で集ることができました これは名作です。人間の本質を突いてると思います
なかなか古い漫画なのでレビューの数が少ないですが面白いです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-09-23 14:39:29] [修正:2009-09-23 14:39:29] [このレビューのURL]

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