ホーム > 不明 > 海外作品 > ピーナッツ

9.5点(レビュー数:2人)

作者チャールズ・モンロー・シュルツ

巻数0巻 (完結)

連載誌海外作品:1950年~ / 鶴書房

更新時刻 2009-11-25 06:42:11

あらすじ チャーリー・ブラウンと飼い犬のスヌーピーを中心としたキャラクター達が、可愛らしい外見に似合わないシュールな人生観を展開するギャグ漫画。

備考 最近では12年をかけて「ピーナッツ」全作品を収録する『The Complete Peanuts』シリーズの刊行が開始された。

シェア
Check

ピーナッツのレビュー

点数別:
1件~ 2件を表示/全2 件

10点 そのばしのぎさん

タイトルは「ピーナッツ」だけど「スヌーピー」と言った方が通りは早い。
キャラクター商品としてはディズニー、サンリオに続く3本柱。ドラえもんやポケモンですら追いつけない。
犬小屋の上でタイプライターで小説を書く意外と知的な奴。
まぁいつもスヌーピーが主人公という訳でもないが。

谷川俊太郎の訳と併記で原文のセリフも載っていたりして、英語の勉強にもなると思ったが、そんな事はなかったぜ。
たかが四コママンガなのに、アメリカの歴史や習慣にまつわる話がネタだったりすると意味がわからなかったりするぜ。
スヌーピーには色々兄弟がいるそうだが、自分が知っているのはスパイクとマーブルスだけだぜ。
枝にマシュマロ刺して焚き火で焙って食べてるシーンを見て、真似してやってみたけどそんなにうまくなかったぜ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-10-03 23:58:33] [修正:2010-10-03 23:58:33] [このレビューのURL]

9点 Dr.Strangeloveさん

タンタンの冒険旅行が登録されてるんだから別にこれがあってもおかしくはないでしょ。

さて、掲載された雑誌は2000誌を越え、コミックの総発行部数は3億部を越えるこの漫画、
多分この地球上で知らない人はいないんじゃないかという作品である。
基本は4〜5コマのギャグ漫画だがとても奥が深い。
どのくらい奥が深いかというと、「ライナスの毛布」が心理用語になってたり、
新興宗教の隠喩が出てきたり、学校が自分で考えるようになって
最後には自殺w(「2001年宇宙の旅」のHALみたいだ)したり・・・
可愛らしい外見とは裏腹にかなりシュールなギャグ漫画である。
それだけでなくアメリカの社会問題や政治に関して非常に鋭い風刺が
幾度となく出てきて、作者の慧眼を感じさせる。

また、上記のような深読みをしなくてもスヌーピーを筆頭に
可愛くて憎めないキャラばかりなので
子供から大人まで楽しめること請け合いの名作。
本来は8点が妥当だが、50年続けたというその功績も称え+1点。
面白いっすよ。お薦め。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-02-17 21:32:57] [修正:2008-02-17 21:32:57] [このレビューのURL]


ピーナッツと同じ作者の漫画

該当なし

チャールズ・モンロー・シュルツの情報をもっと見る

同年代の漫画

該当なし

海外作品の情報をもっと見る