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5点(レビュー数:1人)

作者西島大介

巻数1巻 (完結)

連載誌描き下ろし:2004年~ / 早川書房

更新時刻 2009-11-25 00:44:44

あらすじ 「あの星はどこからき来て、どこへ行くのか?でも、ぼくには行き先がない」山に阻まれ、携帯電話もラジオの電波も届かない、隔離された場所、凹村。中学3年で受験生の凹沢アルは、村以外の世界を拒む凹伴ハジメ、楽しければ何でもいい凹坂カヨら同級生たちと、何も起こらない平穏で平坦な毎日をおくっていた。そんな日常を嘆き、上空を通り過ぎていく不思議な流星に願いをかけるアル―「この平和な村がどうにかなっちゃえばいい」。直後、村に降ってきたそれは、小さな世界に落ちてきた大きな世界への入り口になるはずだったのだけれど…。偉大なる2人のウエルズに捧げる、ささやかな戦争と、やさしい終焉についての物語。

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凹村戦争のレビュー

点数別:
1件~ 1件を表示/全1 件

閉塞した村で平穏な日常を送っている中学3年生。
とそこにそんな世界を壊す物体Xが現れて、日常なんざぶっ壊しちゃおう!
みたいになる話。
いわゆるセカイ系、そしてサブカル系といった感じか。

突如として巨大な物体が空から降ってきても
それが原因で戦争が起ころうとも
そんなんじゃ日常は壊れない。
それって「未来がどうなろうと幸せな今は変わらない」みたいなことなのだろう。

結局そんな日常を壊す方法は「滅茶苦茶に容赦なくやること」だと締められているけど
答えにはなっていないんだよね。

うやむやに消された結論からはもちろんカタルシスを得られるはずもなく…。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-07-18 18:31:34] [修正:2013-03-18 16:42:42] [このレビューのURL]


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