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8.4点(レビュー数:5人)

作者森田信吾

原作伊藤智義

巻数17巻 (完結)

連載誌週刊ヤングジャンプ:1986年~ / 集英社

更新時刻 2009-11-25 00:45:19

あらすじ 戦後、日本中を熱狂させた一人の男がいた―水泳界最高のスーパースター・古橋廣之進、人種差別にあいながらも大リーグ入りを果たした伝説の投手・サチェル・ペイジ…ほか表舞台に出なかった偉人伝。

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栄光なき天才たちのレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全5 件

8点 Leonさん

あまり知られていない人にスポットを当てた傑作。
普段知られている人たちの伝記にはないことが
学べて非常にためになる。「満鉄」と「鈴木商店」、
「島田清次郎」の話が特に好き。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-10-21 06:24:43] [修正:2022-03-30 07:48:46] [このレビューのURL]

7点 gundam22vさん

人物ごとのオムニバス形式での歴史伝記もの。
本作で現在も独自なのが
栄光を掴んだもののそれを最後は手放した人、生前認めらずに
死後になって評価された人、それらの人間に焦点を当てて
いることです。
最後はほぼ毎回
切ない気分になりますが良い勉強になります。

成功談からだけで終わる人の物語からは学べないものや
この作品みると天運という要素も如何に大きいかに
ついても実感します。

ギャグシーンがやや寒いですが画力があるのと熱いシーン、
悲劇シーンは演出が素晴らしく感動します。
巻末でページ合せの読み切りはちょっとつまんないです…
作者にこういう作品が如何に向いていたかを感じました。


ナイスレビュー: 1

[投稿:2013-06-26 04:18:18] [修正:2013-06-26 04:18:18] [このレビューのURL]

9点 臼井健士さん

偉人たちの伝記漫画です。但し、一般的にはあまり知られてはいない人物にスポットを当てて、
業績と現代における評価が必ずしも一致するものではないということを教えてくれる良作です。

偉人の伝記って小さい頃から触れる機会が多いと思う
・エジソン
・ヘレン・ケラー
・ベートーベン
・野口英世

そういった人物の伝記は子供向け漫画でも何冊も出版されていて、多くの子供が読んでいることだと思う。
けれど、その選定基準については実際のところ「曖昧」だと思う。
何故、この人物が選ばれて他の人物が選ばれていないのか?
文部省や政府の後押しがあるかないかが基準なら、選定に偏りが出るのも至極当然かと思います。

また偉人たちは皆、素晴らしい業績を上げて「富」や「名誉」を独占した幸福な人生だと思うのは早計。
彼等もまた「ひとりの人間」でしかなく、多くの人間が自身の理想と思い通りにならない現実とのギャップに苦しんでいます。

大人になった今でこそ気が付くのですが、伝記ってむしろ子供より大人が読んだほうが学ぶことが多いかと思うのです。
人生の様々な困難を乗り越えていくための知恵やヒントが隠されていることが多く、さらに波乱に満ちた生涯を知ることで
「並みの物語」などよりも遥かに多くの感じることがある。

「心に響く」って、つまりはこの漫画のようなものを言うのです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-01-08 08:30:47] [修正:2012-01-08 08:30:47] [このレビューのURL]

9点 torinokidさん

この作品は素晴らしい。泣けます。

特に前半は名作揃い。
ガロア、アーベルの話なんか涙なしでは読めません。
あと円谷の遺書を全部載せられた日にゃあ、
もう泣くしかないですがな。

後半あたりから微妙に「栄光なき」ではないような作品もあるが
それもまた一興。面白いから問題なし。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-03-01 21:29:41] [修正:2011-03-01 21:29:41] [このレビューのURL]

9点 ブランカ傘さん

絵4点
ストーリー5点
伝記。幅広い人選を感動的なエピソードとともに描き出している。良質なNHKのドキュメンタリーのような漫画。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-08-04 11:57:36] [修正:2009-08-04 11:57:36] [このレビューのURL]

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