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7.5点(レビュー数:4人)

作者安野モヨコ

巻数1巻 (完結)

連載誌週刊女性:1997年~ / 主婦と生活社

更新時刻 2009-11-25 00:45:28

あらすじ Diet or Die?やせること、きれいになることへの執念と葛藤を丹念に描き『週刊女性』(主婦と生活社)連載時から世の女性に衝撃を与えた究極のダイエットコミック!!

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脂肪と言う名の服を着てのレビュー

点数別:
1件~ 4件を表示/全4 件

7点 s-fateさん

 「世にも奇妙な物語」的な怖さを持った作品です。簡単に言うと小さなコミュニティが主人公が痩せるだけで崩壊していく話です。太っていはいけないと強迫観念を持ちながらも結局食べないと心の維持ができない。本人はやせたくても周囲は誰もそれを望んでいない。それでも禁じ手を使ってでも痩せた。結果誰も幸せにならない。
 読後感は決して良い作品ではないですが、一気に読めてしまう作品です。
 

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-04-23 18:35:06] [修正:2012-04-23 18:35:06] [このレビューのURL]

7点 ジブリ好き!さん

怖い。

太っていることと痩せることを描いただけなのに、ページをめくるのを躊躇う恐怖がある。「食べよう」「食べてれば落ち着く」なんてセリフのコマを見た時は特に次のコマを見たくない…

登場人物が皆、自分に甘えた歪んだ欲望をもっている。でもそれが自然に見えるからまた怖い。この歪んだ人間・人間関係にさらされた主人公は、その歪みの矯正のために食べ続けるのだろう。当然矯正などされるわけもなく、ただただ太っていくのだが、真に太る原因が「心がデブだから」だなんて言われた日には、もう恐怖を通り越して絶望だ。
そんなわけで通常版はお薦めできないが、どちらにしろ読みごたえのある作品であることは確か。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-11-26 01:12:24] [修正:2010-11-26 01:12:24] [このレビューのURL]

人の裏側を見せ付ける漫画

コレはすごいと思う


恋愛というなの依存症、食事というなの精神安定剤で壊れていく主人公

人の優しさの向こう側にある打算と欲望を繊細な絵柄で描写しています

登場人物はみな、安心がほしいのだと思います

だけど、誰も救われないし、そのことに気づけもしない


自分には衝撃的でした

鬱レベル高いですが、オススメです


自分的には完全版よりも通常版のがオチが怖いと思う

伏線回収すればいいってわけじゃないから、完全版の終わり方は

逆にもったいないと思いました


ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-12-09 01:44:08] [修正:2010-02-12 01:35:21] [このレビューのURL]

7点 そうすけさん

どうも自分の近くに似たような話があるのではっとしてしまった。
読んだ後にかなり怖くなる。

人によっては、読ませないほうがよいと断言できる。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-21 00:43:41] [修正:2010-01-24 06:33:37] [このレビューのURL]


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