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5.5点(レビュー数:2人)

作者原恵一郎

原作小林多喜二

巻数1巻 (完結)

連載誌週刊コミックバンチ:2008年~ / 新潮社

更新時刻 2009-11-25 00:46:08

あらすじ オホーツク海で操業する蟹工船「博光丸」では、会社が国策の名のもと暴利をむさぼる一方、労働者たちが過酷な労働を強いられていた。やがて、彼らは団結して闘争に立ち上がる。一度は、駆逐艦から乗り込んできた水兵に代表たちが拉致されるが、労働者たちは再び闘いに立ち上がっていくのだった……。今年、異例の大ヒットをした昭和プロレタリア文学の代表作を緊急漫画化!!

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蟹工船のレビュー

点数別:
1件~ 2件を表示/全2 件

8点 gundam22vさん

原作を一度読んだことはあるのですが、古典だけにイメージがあまり沸かないでしばらくすると忘れてしまったというのが正直な
ところでした。この漫画版は画力・演出(絵が綺麗なのが悲惨さを多少は和らげて、演出は熱い)などクオリティが高くて、分かりやすさと物語の面白さを担保しつつ、最近再びブームになっただけの名作である原作が現代に突きつける鋭い問題提起もしっかり表現されているのではないかと。とっつき易く、面白くなったと感じるだけのコミカライズなので思想を越えて多くの人に読んで欲しいと思いました。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2017-03-26 11:47:35] [修正:2017-03-26 11:47:35] [このレビューのURL]

3点 torinokidさん

プロレタリア文学の傑作「蟹工船」のマンガ化。

正直言ってこれってマンガにする意味があったのかね?
なんかマンガって手法が馴染まない作品だよなあ。

取っつきやすくなってるとは思うんだけど。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-03-02 22:49:47] [修正:2011-03-02 22:49:47] [このレビューのURL]


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