ぎんぎつねのレビュー
6点 朔太さん
神に仕える神使であるお狐さんの銀次郎が、タイトルでもあり主人公です。
しかし、実際のお話は神社の娘を中心に展開します。
ぎんぎつね自身は常にお昼寝中で、自身のセリフに「人間の生活に
口出しはしない。常に見つめているだけだ、何十年も何百年も。」
とあります。
この穏やかさ、静寂さの中に混じる人間の営みが、何となく愛おしいのですね。
これといった事件もワクワクする展開も一切ありませんが、ゆったりとした
時間の流れを感じる魅力がこの作品にはありそうです。
ただし、人によっては面白みの少ない展開に評価が下がるかもしれませんが。
神社フェチあるいはオタクのための知識も満載です。
ちなみに神主と宮司の違いは分かりますか?
神主というのは神職というか職業を表す俗称のようです。
決して役職ではないそうです。
一方の宮司は神社の責任者を務める代表者のことだそうです。
こんな知識がおまけのページで満載です。
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[投稿:2017-04-16 13:28:28] [修正:2017-04-16 13:28:28] [このレビューのURL]
6点 columbo87さん
お狐様の銀太郎とまことのほのぼのストーリー。基本それだけですが地元から捕らえる神社のありようも周囲の人間関係等から丁寧に描いていて好感が持てる。学園モノと妖怪モノ的な要素を非常にバランス良く調合している。
1巻あたりの人間の描き方はいまいちだったが、尻上がり的によくなっている。安定した面白さで読むことができる作品。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-09-20 21:46:55] [修正:2011-09-20 21:46:55] [このレビューのURL]
8点 チョッパーさん
表紙に惹かれて購入。
ARIAや蟲師のような雰囲気が好きな人には合うと思います。
神使なのに一番人間味がある銀(お狐様なのに油揚げではなくみかんが大好き)、明るくて太陽みたいなまことを中心に柔らかい物語が織り成されます。
不思議な魅力のある漫画ですよ。癒されるので頻繁に読み返しています。
これを読めばあなたもきっと神社に行きたくなる!?
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-11-30 13:25:08] [修正:2010-11-30 13:25:08] [このレビューのURL]