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6点(レビュー数:1人)

作者みね武

原作広山義慶

巻数14巻 (完結)

連載誌週刊漫画TIMES:1995年~ / 芳文社

更新時刻 2010-01-15 22:23:42

あらすじ 菅原獅子馬は、落とした女をクラブや風俗店で働かせて金を貢がせる「スケコマシ」を生業としていた。

備考 同名の小説を漫画化した物。

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女喰いのレビュー

点数別:
1件~ 1件を表示/全1 件

6点 鈴森一さん

絵柄はまじめな劇画調。
ストーリーも、ある女性の死をきっかけにシリアスな感じで進んでいきます。
ですが、これは、ツッコミどころを楽しみながら読んでいく漫画だと思います。作中にギャグ要素はほぼありませんが、作者もギャグ的に楽しめるよう、ツッコミどころを意図して作っているんじゃないかと私は感じました。

主人公の、女性に対する独特の価値観が、この漫画を面白くしています。
何しろ主人公は、貢がせてカネを巻き上げることを生業としながら、貢がせた女性は必ず幸せにする、というポリシーを持っているのです。

設定があまりにも漫画的でステキだと思いませんか?
(でも、小説が出てるらしいです。詳しくは知りませんが。)

そしていかにも漫画的に、娯楽に徹した感じでストーリーは進んでいきます。

話の中盤で、主人公は女の敵・ヤクザ(ヤク中にした女にクスリを売りつけて稼ぐ一味)に怒りを爆発させて、闘いを挑みます。

主人公自身が女に貢がせているのに、ヤクザに対して「女を喰い物にしているんじゃねぇ!」というようなことをのたまうのです。

おもしろい主人公ですよね。

そして、敵のヤクザから、「お前だって同じだろーが。」とつっこまれています。
それに対して、彼が言ったセリフが個人的に笑えました。
よかったら読んでみてください。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-01-20 21:38:00] [修正:2010-01-20 21:42:59] [このレビューのURL]


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