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6点(レビュー数:2人)

作者CLAMP

巻数10巻 (完結)

連載誌ウィングス:1989年~ / 新書館

更新時刻 2010-10-17 00:16:01

あらすじ 最強の武神将夜叉王は、天界を過酷なやり方で統治する天帝帝釈天に反旗を翻し、帝釈天に滅ぼされた阿修羅族の最後の生き残りである幼い阿修羅王を守り、「天を滅ぼす」と予言に示された六星を糾合する旅に出る。多くの犠牲を払いながらも集まった五星は、帝釈天の居城に討ち入って帝釈天と対峙する。その最中、阿修羅王はその真の姿を現わし、予言を成就させようとするが……。

備考 CLAMPの商業デビュー作品

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聖伝-RG VEDA‐のレビュー

点数別:
1件~ 2件を表示/全2 件

5点 臼井健士さん

CLAMPの初期作品。最初の頃はまだ現在の4名以外のメンバーもいたせいか、絵柄がぎこちない。

スケールの大きな神々の戦いを描いて、お決まりの「最後のどんでん返し」もあるのだが・・・、結局のところ何が言いたいのかが分からなかった。
世界観も理解しづらい。人名も漢字ばかりだし。

つまらないというわけでは無いが、絵柄以外は特筆すべき点もないかなという感じか。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-11-27 11:27:26] [修正:2012-01-03 10:04:22] [このレビューのURL]

7点 ジブリ好き!さん

ファンタジー系RPG型の作品は苦難の末のハッピーエンドが相場だけど、これは安易にハッピーとは言えない気がする。
決して長い作品ではないけれど、数多くのキャラクターが登場し、そしてモブ・サブ・メイン敵味方関係なくみな平等次々と退場していく。
それでも皆きちんと美徳を与えられて死んでいくから、残酷な鬱展開というよりは壮絶という言葉がふさわしいと思う。

約束のためとはいえ夜叉王が一族を捨ててまで阿修羅をとった理由も共感できず、最期までこの二人の見せ場では感動できませんでした。
夜叉王に限らずみんなして一族より自分の意志を尊重しちゃってるのはどうかと思ったけど、話自体がキャラではなく内容で作られている感じだからそれで良かったのかもしれない。
他にも帝釈天の迦陵頻伽への仕打ちなど、プロデビュー作だからか無理やりな部分も多かったけれど、毘沙門天の間者の伏線などは流石。

個々のエピソードも十分楽しめるけど、終盤の怒涛の展開が凄まじいので、通し読みでどうぞ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-10-17 00:16:26] [修正:2010-10-17 00:16:26] [このレビューのURL]


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