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8点(レビュー数:2人)

作者古日向いろは

巻数12巻 (完結)

連載誌月刊コミックブレイド:2008年~ / マッグガーデン

更新時刻 2010-07-07 04:19:05

あらすじ 元気いっぱいの島育ち少女、空木雫は高校進学を機に島を離れ、本土での生活を始める。送り出してくれた母からの条件はただひとつ、「三年間、青春してきなさい」という言葉。入学式当日、女子ラクロス部の体験会に参加した雫は、そこで運命的な出逢いを感じる。 初めての都会暮らし、初めての寮生活、初めての仲間・・・何もかもが初めてづくしの真新しい生活の中で、ラクロスに懸ける少女達の青春の日々が今、幕を開ける!!

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バガタウェイのレビュー

点数別:
1件~ 2件を表示/全2 件

8点 gundam22vさん

ラクロスというマイナー競技を丁寧に紹介しながら、ARIA風の絵柄で少年漫画並の王道スポ根をやっている作品。ユルさがある前半だけじゃなく、ライバル達としのぎを削る後半も面白かった辺りがカワイイ女の子のスパッツ姿を眺めるだけじゃない芯がある良作でした。ラストで伏線めいたものに一応の言及は与えつつ、いきなり畳んだ感じですが、描きたいものは描けていたとは思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2018-05-24 17:30:52] [修正:2018-05-24 17:30:52] [このレビューのURL]

「ラクロス部に入りませんか?」
「ラクロスって何ですか?」
ガールミーツラクロスなマンガ。

昨今のマイナー競技ブームの中にあって若干埋もれているような本作。
マイナー競技ものの利点として見慣れないものを見るときの楽しさというものがあるので、変なヒネリは要らない
恥ずかしいくらい純粋で熱いセリフを吐く直球・王道のスポ根。
女の子が頑張る姿を描けば正解でそれが正義なのだ。


1チーム12人という大所帯のなかで味方チームにモブキャラはおらず、
ひとりひとり個性的である(少し古くさいキャラもいるけど)
そして何より魅力的なのが敵チーム。
一応九州が舞台ではあるが、全国レベルかと見紛うほどに強豪が多くまたそれぞれの戦いにドラマがある。
この先全国大会まで続けるのだとしたらこれ以上に個性的なキャラやチームを描いていけるのか心配。っていうぐらい今の試合展開はアツい。


ラクロスについては、最初は基本的なルール説明だけ。
試合のなかで順を追って説明が入るので分かりやすい、
のだが、マイナー競技なだけに試合のなかでの動きはなかなかイメージしにくい。
1コマ1コマ選手が動く度に状況説明が入ってしまうので「地上最速の格闘球技」と謳われている割には、ラクロスの魅力・スピード感を存分に伝えきれないのが残念。
ここは動き込みで観たいので是非アニメ化してほしい。アニメになったら絶対ブームが来る、と思う。
作者さんの「ラクロスをメジャーにしたい!」という気持ちも汲んで…。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-03-12 17:52:56] [修正:2013-03-12 17:52:56] [このレビューのURL]


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