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7.33点(レビュー数:3人)

作者小沢真理

巻数16巻 (完結)

連載誌Kiss:1993年~ / 講談社

更新時刻 2010-07-08 21:01:52

あらすじ 小さな一軒家で仲良く暮らす母娘・スウとのんのん。スウや2人を取り巻く心優しき人々の愛情をいっぱいに受けて、のんのんは天真爛漫に成長していく。
未婚の母と幼い一人娘とのほのぼのとした心の交流と成長を描いた作品。

備考 初出は『Monthly Kiss』1993年1月号。以後、『mimi Carnival』『Monthly Kiss』と掲載誌を変え、『Kiss』1999年16号で完結。
第1話は後に夢オチとして処理される・・・。
スピンオフ作品として、番外編「Woo-Baby」が発行されている。

第19回講談社漫画賞少女部門受賞作。
1996年と2005年の2度にわたりテレビドラマ化された。

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世界でいちばん優しい音楽のレビュー

点数別:
1件~ 3件を表示/全3 件

7点 sabosaboさん

こんな素敵なママ、
こんなかわいくて素直な娘、
こんな格好いい彼、
こんな理解のある職場の人たち。

いないですよね・・・

ため息つきながらも引き込まれます。
でも、この家族には本当に幸せになってほしい。

番外編の、ちょっと成長した話が、
実はちょっとスゥがずれてるのがよく分かって、
おかしかったです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-06-28 16:38:36] [修正:2011-06-28 16:38:36] [このレビューのURL]

7点 blackbirdさん

音楽系のお話ではありません。
お話の中の言葉で表現すれば「リアル・ファンタジー」です。

平たく言ってしまえば、シングルマザーと娘の心温まるお話で、そこにスウと豊上さんとの恋愛話が展開する。育児漫画といえばそうかもしれないが、リアルなようでリアルではなく、ファンタジー。

実際あの若さでシングルだったら、あんな立派な家には住めないだろうし。
でもそんな事はどうでもいいのです。

スウとのんのんの楽しいやり取りや、思い出に生きたい・でも新しい恋をしたい、そんなスウの気持ちに揺られながら読み進み、読んだ後は優しい気持ちになれます。

豊上さん、格好良すぎでしょう。こんな人がいたら誰だって惚れてまうでしょ・・・そこもファンタジー。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-04-13 15:31:36] [修正:2011-04-13 15:34:04] [このレビューのURL]

8点 とろっちさん

みんな一人では生きられないから、誰かが誰かにとって特別な一人になる。
そういう誰かとめぐり会って結ばれて、幸せからまた幸せが生まれて、
愛しみあい、寄りそって、
遥かな道を歩いていく。

母と娘が奏でる、実に優しい成長物語。

現代のおとぎ話のような作品です。ファンタジーじみた、現実ではちょっとありえないような話。
作中でも厳しいこと、悲しいこと、辛いことはいろいろ起こりますが、
実際のシングルマザーの過酷さはこんなものじゃないでしょう。
でも、この作品の楽しさは、リアルな生活を追及することではないです。
そういうのは、それらをテーマにした山ほどある(かもしれない)他作品に任せておけばいい。

嬉しいこと、楽しいこと、日常でふと感じた些細な幸せ。
そういうものを抽出して作られたのがこの作品です。
心がちょっと病んだときに読むと効くんでしょうね。
親子での「ギュッ」、好きな人との「ギュッ」はどんなものにも勝るということ。
単に作品自体が優しいだけでなく、読む人を優しい気持ちにさせてくれる作品です。
こういう直球勝負の作品もいいですね。思いがまっすぐ胸に届きます。

これはもう全くもって大人の女性向けのお話。

作品を見事に表現したタイトルが実に秀逸です。その本当の意味はすぐに明らかになりますが。
あ、ちなみにこの作品は音楽漫画ではありません。念のため。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-07-08 21:20:21] [修正:2010-07-08 21:25:10] [このレビューのURL]


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