ホーム > 不明 > コミックフラッパー > 煩悩寺

6.75点(レビュー数:4人)

作者秋★枝

巻数3巻 (完結)

連載誌コミックフラッパー:2008年~ / メディアファクトリー

更新時刻 2010-08-23 14:13:38

あらすじ 彼と別れたばかりのOL小沢さん。ある日、飲んだ帰りに訪れた同じマンションの一室は、とんでもない部屋だった。住人の小山田くんはいたって普通の青年だったが、「煩悩の限りを尽くす」という兄から送られてくるモノで溢れるその部屋は、統一感なし、センスなし、意図も不明。しかし何が気に入ったのか、そんな部屋で癒される小沢さんはヒマがあるとその部屋「煩悩寺」に通う日々が始まるのでした。

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煩悩寺のレビュー

点数別:
1件~ 4件を表示/全4 件

6点 クランベリーさん

煩悩っていうよりはカオスですよね。あ、本能寺と掛けてるのかな。いま気付いた。

他の方のレビューを拝見してなるほどなーと思ったんだけど、前半は主人公の小山田くんが没個性すぎますよね。
結局のところ煩悩寺を形成しているのはお兄さんのチョイスであって、そんなお兄さんのカオスさと小沢さんの天真爛漫な無鉄砲さとでお話がほぼ構成されている気がする。

じゃあ小山田くんは一体何なのさと思ってたら、実は彼もかなり個性溢れるキャラで、途中から小沢さんに対しても読者に対してもグイグイ来始めた。
で、小山田くん要素が強くなってくると他の要素が薄れてくるのは必然なわけで、こともあろうに煩悩寺が少しずつ目立たなくなってきて、何と途中で一旦消滅! それでいいの!?

読んでてビックリしたけど、よーく考えてみると、煩悩寺ってのは単なる舞台で、この作品は要するに二人のイチャイチャっぷりとか初々しいところとかをニヤニヤしながら読むことがメインなのね。
私は煩悩寺のカオスさが好きだったから少し寂しかったけど、後半のニヤニヤまっしぐらも面白かった。
ただラブコメとして考えてみると、後半はあまりにも平穏で盤石な関係すぎて物足りなさがあったかも。本来はそういうまったりした世界観に刺激を与えるスパイスとしての存在が煩悩寺なのにね。

どうでもいいけどお兄さん煩悩寺グッズのためにお金使い過ぎ。少なく見積もっても数百万円、もしかするともう一桁多いかも…。お金持ちなのかな。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-08-08 00:09:43] [修正:2013-08-08 00:11:11] [このレビューのURL]

8点 ルリヲさん

社会人の二人のラブコメ漫画。

読んでてニヤニヤがとまらなかった(笑)
小沢さんは元気なお姉さんって感じでさっぱりした性格だし要所要所で乙女になってかわいいし本当にかわいいし魅力的でかわいいしかわいいです。
主人公も最初は女性に免疫のないへたれかと思ったけど余裕も出てきていい感じ。
兄から送られてくる煩悩の品(へんなもの)たちで埋まる部屋もセンスも俺好みでいい感じだった。
小沢さんがかわいいです。

実はさっきはじめて読んだんだけど間違いなく何度も読み返すので8点。
小沢さんかわいい。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-09-19 00:31:15] [修正:2012-09-19 00:31:15] [このレビューのURL]

6点 s-fateさん

ラブコメ成分は現時点確かにニヤニヤ愛でる系です。しかしどちらかというと煩悩寺と品物をセレクトをしている兄のほうが、どうしても弟より魅力的です。弟から煩悩寺を引いたら何が残るのか?現時点では弟の構成要素は、ほぼ兄や小沢さんが主体の受け身の要素しかなく弟自身の「個」の部分があまり描かれておりません。その辺が今後気になる部分ではあります。
今のところラブコメ部分と、引きこもっていても外側から強制アップデートされていく煩悩寺(選ぶことまでやってくれる無料の通販みたい)という設定の面白さで6点。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-19 11:37:29] [修正:2010-09-19 11:37:29] [このレビューのURL]

7点 ITSUKIさん

秋★枝先生の作品は相変わらず読んでてニヤニヤできます。

なんとも統一感の無いおかしな小山田君の部屋、通称「煩悩寺」にひょんなきっかけから入り浸る事になった小沢さん。
部屋にある変なものにうきうきしたり笑ったりする小沢さんがいちいちかわいいです。表情豊か。

そして中盤からラブコメ展開へ。
なんというか、三角関係の様な泥沼展開よりもこの作品はただ初々しい二人の関係を温かくニヤニヤ見守っていけたらなぁ、とか思います。
けど作者の作品の雰囲気からするとこれからまだ一筋縄ではいかないのでしょうね。

不定期なので続きが大分先になりそうですが、続きが楽しみです。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2010-08-30 01:00:20] [修正:2010-08-30 01:00:20] [このレビューのURL]


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