ホーム > 不明 > 海外作品 > ペイネ・愛の本

10点(レビュー数:1人)

作者レイモン・ペイネ

巻数1巻 (完結)

連載誌海外作品:1974年~ / みすず書房

更新時刻 2010-10-03 06:22:05

あらすじ あなたへの贈りものを、私はときどき考えます。何をさしあげたらば悦んで頂けるだろうか。……私は見つけました。

シェア
Check

ペイネ・愛の本のレビュー

点数別:
1件~ 1件を表示/全1 件

10点 そのばしのぎさん

ドローイングで描かれた一コママンガのペーパーブック四冊を収録した物。
甘ったるいです。一コママンガなのに、下手なラブストーリーよりよっぽど甘ったるいです。昔のフランスのバカップルです。でもとても洒落ている。
ペイネはマンガ家としてより、イラストレーター、画家としての仕事が多いため、ドローイングのみのこの本は中々貴重。谷内六郎、やなせたかし、みつはしちかこ・・・この辺は皆ペイネの影響を受けているが、その源流となっているのがよくわかる。

ただ、ひとつ注文がある。各章の冒頭に詩人串田孫一氏が解説を寄せている。
これが自分の事をつらつら書いていて邪魔すぎる。気持ち悪い。
ハリーポッターシリーズのあとがきでも訳者が自分の成功譚を自慢げに語っていて、何か勘違いしている印象を受けたが、訳者が前面に出てどうする。
まして大半が見るだけで理解できる一コママンガだ。余計な解説なんて蛇足としか言いようがない。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-10-03 11:37:42] [修正:2010-10-03 11:46:11] [このレビューのURL]


ペイネ・愛の本と同じ作者の漫画

該当なし

レイモン・ペイネの情報をもっと見る

同年代の漫画

該当なし

海外作品の情報をもっと見る