空色のメロディのレビュー
5点 いーらびさん
『赤毛のアン』のような自然に溢れたグリーンフィールドの世界観は、
連載中から大好き。
何より、メロディとハチがセットでいると可愛い。
『おはようスパンク』を彷彿とさせる。
ただ、当初グレイに惹かれていくメロディが、何度読んでも気に入らない。
アークに対する気持ちが身勝手過ぎてイライラする。
ホリーやセーラといった身近なキャラも今ひとつ魅力に欠ける上、
親友の割りにリズの存在感がないのも気になる。
お姫様としてブルーストーンに赴いてからも、
展開がありきたり過ぎて冒険がない。
最初から最後まで、どこかで見た様な話に思えてしまう。
メロディがとても愛らしい分、色々と残念な点の多いお話。
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[投稿:2013-04-08 17:52:07] [修正:2013-04-08 17:52:07] [このレビューのURL]
8点 臼井健士さん
水沢めぐみの連載作品の中では初期のものに入るが、個人的にはこの作品と次の「チャイム」の頃が最盛期だったような気がします。「姫ちゃんのリボン」から始まる描写やキャラの幼稚化もまだ始まっていないし・・・・。
「赤毛のアン」を意識したと作者はコメントしていますが、実際には「赤毛のアン+ラピュタ」と言ったほうが正しいような。主人公は実は「お姫様」だし。飛行石みたいな(笑)石を持ってるし。
舞台となった時代は19世紀の初頭か?
外国が舞台の漫画は当時の掲載雑誌「りぼん」では異色の存在だったのではなかろうか?。
「メロディ」は水沢作品の中では1番愛らしい主人公だと思います。
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[投稿:2010-11-23 20:33:15] [修正:2010-11-23 20:33:15] [このレビューのURL]